くず鉄作りの海 - ジャンプ感想ログ(2004/09)

ジャンプ2004年44号

今週も『武装錬金』は休載……
SBRも武装錬金もないジャンプはスパイスのない料理も同じ。カレーのないインド料理です。


『アイシールド21』

鬼兵さんが阿部高和に見えました。
鬼兵「ところで俺のライン技術を見てくれ、こいつをどう思う?」
栗田「すごく…いぶし銀です」
鬼兵「いいこと思いついた、お前、トーナメント表見てみろ。準々決勝で勝負だな」
栗田「鬼兵さんと…勝負…!?」
鬼兵「男は度胸。何でもためしてみるものさ 」



『デスノート』

ついにアフロが涙のリタイア。アフロの質問に対するLの「どっちを取るか観てました」という返答は、本心でもあるし、またアフロと家族のことを考えての彼なりの思いやりでもあると取れます。
そして、ツッコミ役がいなくなって誰にも相手をされなくなった松田はますますぞんざいな扱いを受けることに。
今週の見所はなんといっても夜神局長のさわやかな笑顔でしょう。なんかさわやかさを通り越して不気味さすら感じさせる腹の据わりようです。もう、いろんなことがあって苦悩しすぎて、いろんなものが吹っ切れて、とうとう悟りの境地に入っていってしまわれたのでしょう。


笑顔の素敵なおじさま



『ピューと吹く!ジャガー』

ハミィに乗ってるみるくおばちゃんがなんだかうらやましかったです。
いいなあ…ハミィ…いいなあ…



ジャンプ2004年43号

今週は武装錬金が休載で、SBRと錬金のないジャンプはなんとも物足りないです(H×Hはまあ、あればラッキーくらいで)。銀魂がだんだんおもしろくなってきたのでこれが楽しみになってはきましたが。

『銀魂』

桂、まだエリザベスといっしょにいたんですね。パー子とヅラ子が意外にかわいい…

無理矢理武装錬金ネタと組み合わせ。



『D. Gray-man』

今回の話のまとめ方はよかったです。戦闘シーンはあまりおもしろくないので、こういうストーリーのところに力を入れていって欲しいです。
しかし、今回は話はよかった分、この漫画あまり少年ジャンプ向きではないなあと思ってしまいます。


『ピューと吹く!ジャガー』

そういえばこの人いつの間にか登場しなくなってましたね。こち亀のロボット警官のようにいつの間にかフェードアウトして、数年に一度だけ思い出される存在になりそうです。


SBRと武装錬金がないと、感想も簡単になってしまう…



ジャンプ2004年42号

『Waq Waq』

展開を急ぎすぎているのか、シオとカーフの戦闘シーンが早すぎて流れが掴みにくい感じがします。
最後のページの二人してお辞儀はかわいくていいです。
ここまで出てきた御神像の名前がアールマティ、クシャスラと、元ネタはゾロアスター教の天使からみたいです。


『デスノート』

先週、↓のような感想を書いていたら
>夜神月とLの次なる対決は時間無制限の手錠デスマッチ!
>もう飛び出す技はナックルパンチとヘッドバットのみ!
>ミサミサも巻き込んであっという間に大流血!
>そして次の瞬間、怒りに震えるアフロが今にも真面目にやれと
>リングに飛び込もうとしているぞ!

今週本当にそんなかんじの展開になっていました。

それにしても、ケーキぼろぼろこぼしながらやさぐれてるLの顔は、なんだか今にも「私は神だ」と言い出しそうなヤバい雰囲気が漂っています。
展開的にはこのまま月とLとでレムの取り憑いた新しいキラを追っていく展開になりそうで、当分月はデスノートの記憶を取り戻しそうにはないですね。ただ、ノートを捨てる前に月が「一時的にノートを手放すだけ」と言っているので、どこかでノートを取り戻すきっかけを用意しているのでしょう。


※これもやりすぎです


『銀魂』

ヅラが取れて気絶する姉さんに女の子らしいかわいらしさを見ました。


『武装錬金』

なんか今週のパピヨンは『オレたちひょうきん族』の懺悔の神様みたいでした。
それはともかく今週の斗貴子さんの大胆発言、「キミが死ぬ時が、私が死ぬ時だ」って、それって…プ…プ…プ、プロポーズってやつですかァ!?
そしてカズキも「斗貴子さんが死ぬ時が、オレが死ぬ時だ!!」と力強くオッケーを出しちゃいました。
そんなカズキと斗貴子さん二人のストロベリー指数が『いちご100%』を上回り、武装錬金の連載開始以来かつて見なかったほどの急上昇を見せている中、一人存在すらも忘れられて取り残されていた、哀れ恋の負け犬中村剛太は、腐ったドブのような目をして去っていってしまいました。
カズキにライバル心を燃やしながらもカズキ・斗貴子さん側について共闘する展開になるかと思っていましたが、このままいくと敵に回りそうですね。


『ジャガー』
患者なのにバイトしてるのに一番ウケました。


ジャンプ2004年41号



『デスノート』

夜神月とLの次なる対決は時間無制限の手錠デスマッチ!もう飛び出す技はナックルパンチとヘッドバットのみ!ミサミサも巻き込んであっという間に大流血!そして次の瞬間、怒りに震えるアフロが今にも真面目にやれとリングに飛び込もうとしているぞ!

今週はミサの百面相がおもしろかったです。
そして一方、レムのノートで新たなキラが誕生していた…!それは殺しの話し合いをする四つ葉グループの若手エリート8人の中にいた。
怪しいのはp52でスキンヘッドの左右にいる、汗をかいていない二人(特に牛若丸顔の方)ですが、ちょっとわかりやすすぎでもあるので、意表をついて左下のヨン様あたりがくるかもしれません。


※ これはやりすぎです


『D・Gray-man』

先週・今週にかけてのララとグゾル主体の話はおもしろかったです。そしてイノセンスを取られてただの人形になってしまったララの絵がショッキングでした。
しかし、ラストのアレンの、怒りでパワーアップと、ラスボスとの決戦でやるような変身を序盤の雑魚キャラ相手にやってしまったのがなんともイマイチな展開…ではありますが。
なんともイマイチ…といえば、神田殿はすっかり解説役が板についてしまって、「テメェに大事なものは無いのかよ!!!」なんて言ってる場合じゃないです、あんたこそ「テメェに見せ場は無いのかよ!!!」と言われかねない状況ですよ神田殿。


『武装錬金』

く、惜しい!戦士・剛太、余計なことをッ!
ブラボーにやられた外傷を無視していきなり人工呼吸へと発想が及ぶ斗貴子さん。きっと前々からこのシチュエーションを想像してイメージトレーニングしていたのでしょう。
そして姿見せは後になると思っていたもう一人の戦士長・火渡がいきなり登場しました。ガソリンスタンドで火を焚きまくる危ない男です。予想通り火系の武装錬金の持ち主でしたが、いったいどこから火を出してるんでしょうね。パピヨンの黒色火薬の武装錬金のように定型を持たない武装錬金かもしれません。あとこの人、絶対「キャプテン・ブラボー」以上に変なニックネームを名乗ってる違いありません。さらに戦士・千歳も登場し、同期の桜が三人そろいましたが、この三人まったく年齢が読めませんね。どうしても同い年には見えません。
そして今週最後はついに出ましたこの人が。我らが(パピ)ヨン様がご登場です。やはりこの漫画にはこの人がいないと盛り上がりません。