ジャンプ感想(2005年8号) 『BLEACH』 殲景・千本桜景厳って…いや、これ意味あるんですか? たくさん刀を出しておいて見せるだけって、何の意味があるのか私の脳味噌にはさっぱりわかりませんでした久保先生。ついでにこの人も当初の斬魄刀の特性がもはやそんなものは見えやしねー!!という状態になっています。思いっきり普通に手で刀を持って戦ってるし。 これがもしボーボボだったら絶対ビュティのツッコミが入ってますよ。 『HUNTER×HUNTER』 おそらくフェイタンの衣装を見てキャプテン・ブラボーを連想したのは私だけではないはずです。 『武装錬金』 剛太 V.S. 根来戦決着。戦いの最中に「出歯亀忍者」、「出歯亀タレ目」と煽り合っているのがちょっと気に入りました。 ところで、最後のページで学園の制服に着替えた斗貴子さんがいかにも急いだように駆けつけてきていますが、ようく見返すと、2ページ目では手を出そうという気すらなく「剛太のヤツ、何か掴んだな…」と言っているだけ、9ページ目では急ぐ様子はのんびりと着替えをしていてまったく剛太の心配などしていません。むしろ 自分の着替えの心配>>>>>>>>>>>>>>>>>剛太の心配 くらいの優先度です。 そのくせ戦いが終わった後になっていかにも心配した振りをしているところに斗貴子さんの腹黒さを感じます。 『Waq Waq』 副題ではいつもシオの名前が塩(シオ)と書かれていますが意味があるんでしょうかね。最後に物語の核心のところで結びつけようとしているのかもしれません。これがヨキだったら「予期」、カーフだったら「寡夫」になるんでしょうか。あ、誰ですかオヤジギャグはやめろよなんて言うのは。 最後の防人との戦いを前にレオと一悶着が起きそうになっています。もともと自分の護神像を取り戻す目的でシオと同行していたわけですからいつかはこういう展開はあると思っていましたが。 しかし、もしもここでレオがシオを殺したとして、その場合護神像はレオのものになるのでしょうか?たしか前の持ち主からの引き継ぎの手続きをしないとダメだった気がしたのですが。それとも今までアールマティに食われた護神像も解放されてアシャだけがレオの元に戻ることになるんでしょうか。 そして今週は最後の護神像スプンタ・マンユが登場。 ……… ……… ……怖ッ!! なんかキモ怖いです。ヒトデが広がったような手とかバランスの悪い鳥の足のような下半身とか。 でもなんかこのデザイン、気持ち悪いけど個人的に好きです。月をバックにし、顔には能面をつけて不気味さを演出しているところもかなりかっこいい描写です。 「ワレは護神像スプンタ・マンユ コンゴトモ ヨロシク…」 とか言いそうな護神像ですけど。 あと顔の位置や大きさと胴体の部分のバランスを見る限り、手足の部分がないように見えてしまうのは私の勝手な思いこみでしょうか。 今回はWaq Waqの感想がいつになく長くなりましたが、この回の話はかなりおもしろかったと思います。
ジャンプ感想(2005年7号) ガラハゲにショックを受けていて感想書くのがかなり遅れました。 というわけで2週前のジャンプ感想です。 『ゲームレポート(ロマンシングサガ ミンストレルソング)』 ガラハドの変わりよう。もうこれしか覚えていません。この週のジャンプで一番記憶に残ったのがこいつです。むしろ私にとってこの週のジャンプがこいつです。 ねんがんの アイスソードをてにいれたぞ! いや、いくらなんでもこれはないんじゃないかと。潔くスキンヘッドとかならまだしも、後ろ髪だけを残して長髪にしているところに悪意すら感じます。 直良有祐氏による今回のまずい方向にぶっとんだキャラデザインはこれに始まったことではなく、アルベルトやホークも無惨なことにはなっていますが、彼はあとどれだけ旧ロマサガファンの心を傷つければ気が済むのでしょうか。 i、 〈l〈l r,==¬ -=| |=‐ |.| |.| o o o ひどい……! / i7 |.| 「/ L===」 ひどすぎるっ……! 〈 ゙' こんな話があるかっ……! / 、ー--‐へ、 (⌒\ ロマサガリメイクのニュースに歓喜し……… . , ' l`i‐r-ゝ v \\、ヾ; ヽーァ─ やっとの思いで… /イ :ト、!│| ! , ij u \ヽリ ∨ 辿り着いたのに…… │,イ | u | | l∠ニ u ト、 ヽ / 待ち続けたのに…… l/ | ,イ |─ァつ_ ~U~ u/;⌒i |:: \ ヽ / レ W f/ ノ ,.- // ./ j v |:: u \ V キャラデザイン……! { /つ ィ .// / u |::v /ヽ. i 直良がもぎ取ってしまった l /つ/ レ' 〈__,.ヘ | ̄7 ヽ | ………! ヽ ヘ'v ー-、 ノ ヽ | / W せっかく手にした \ ij 0 ヽ. `ー' | r‐¬ | オレたちの未来… 希望… \ ノ O \ |_!o ol_| ロマサガをっ……! ヽ \ ヽ ̄ 『BLEACH』 一護の卍解っていうのは要するに界王拳っていうことですか。 斬月の特性だとか、そういうのもはもはや見えやしねーっていう勢いの開き直りぶりです。 そしてビッグ・イズ・ベストというアメリカナイズな思想を持つ白夜兄さんは、一護の力を目の当たりにしてもまだ小さい卍解は認められないようです。きっと昔の恋人に「あなたのって小さいのね」と言われて傷ついたトラウマでもあるのでしょう。 『リボーン』 今回リボーンがビアンカの服を着て登場しましたが、服の方はともかく、髪の部分だけは拝借はできないと思うのですが、カツラの方はどうやって調達したんでしょうね。 は……! ま…まさか!! えらいわ隼人 ところでアタシのヅラ知らない? すみません、今一瞬イヤな映像が頭をよぎったので次にいきます。 『武装錬金』 斗貴子さんとうとうやっちゃいました。まさか本当にやるとは思わなかっただけにこのストレートな展開は意外でした。 ここでオリバがいれば「オメデトウ、嬢ちゃん、童貞を捨てたな(初めて人を殺す事)」という台詞が聞けたかもしれませんが、しかし、斗貴子さんの場合そんなものはとっくに通過した場所である可能性の方が高いのであまり詮索はしたくありません。 ついでに円山さんも死んでません 相手が負けを認める前にやっちゃいました そしてヒロインの凶悪ぶりの前に少々霞んでしまっていますが、根来も冷徹非情な性格を表して、ついでに顔まで急に凶悪になっています。 根来の武装錬金「シークレットトレイル」は普通に対象物を斬り裂くときと対象の物体に潜むときとで斬り方は変わらないように見えますが、どうやって区別しているのでしょう。 持ち主が「普通に斬る!」、「この中に潜り込む!」という明確な意志を持って斬りつけることで区別されているのでしょうか。 根来もまだシークレットトレイルを使い慣れていない頃は相手のホムンクルスを斬りつけようとしてうっかり体内に入ってしまったり、壁に潜もうとして普通に斬ってしまって頭をぶつけてしまったなんていう間抜けな新人時代がありそうです。 そして今回体を張って斗貴子さんを守ったえんぜる御前。今まで読者のほとんどが気にしていなかったでしょうが性別も判明しました。言葉遣いが荒っぽいので雄のイメージがありましたが、女の子だったんですね。 あ、これちょっと擬人化してみたら私的にツボなキャラクターなんですが。
ジャンプ感想(2005年5・6合併号) 『BLEACH』 今週はフルカラー。がんばりましたね、久保先生。 で、がんばったのはいいけど、話はまったく進んでないです。2、3ページですむところをまるまる一週分引っ張ってます。一護の卍解の能力すら明らかになっていません。アニメ版『ドラゴンボール』の、フリーザ編の頃のやたらと話を薄く引き延ばして引っ張っていた展開を思い出します。 フルカラー作業で力尽きてしまったのでしょうか… そして朽木白夜のお兄さんは怒ってます。めちゃくちゃ怒ってます。一護の卍解が小さかったからという理由で怒ってます。 とりあえず卍解はでかくないといけないみたいです。がんばって卍解を発現できても、でかいものが出てこないと白夜兄さんの怒りを買って、ソウル・ソサエティの歴史に名を刻まれる前に慰霊碑に名前を刻まれることになるようです。 『デスノート』 火口ついに捕獲。もう少し火口の巻き返しがあると思っていたのですが、意外に(Lたちの)予定通りの展開になりました。寿命を半分にして死神の目の取引までしたのにまったくの無駄に……で哀れですね…ていうか白バイから逃げるのにしか使ってません。 しかし相沢と井出の再登場はちょっと意外でした。俺はLとはやっていけないと言っていた井出がちゃんと伏線になっていたんですね。関係ないですが、なんか以前より目つきが怖くなっているのは気のせいでしょうか。 ともかく悲しい去り方をしていたアフロが格好良く再登場してくれてちょっとほっとしました。 そういえば松田の死亡記事が新聞に掲載されたときも、事実を知らない相沢は本当に松田が死んだのだと思っていたのかもしれませんね。 なんかもうダメな二人。 『REBORN』 こたつで寝ているビアンキがかわいかったとです。 『武装錬金』 突然登場したブラボー、シルバースキンの下から目をのぞかせているし、流星ブラボー脚まで使っているのでどうやら本物みたいですね。ていうかブラボー飛びすぎです。もはや肉体を鍛えるとかいうレベルで済む範囲を超えた跳躍力ですよ。伸びよ如意棒!のごとくサンライトハートを伸ばして飛んできたカズキの方がまだ現実味があります。もしかして足底にフライングシューズでも仕込んでいたんでしょうか。 そんなかんじでカズキとブラボーの戦いが白熱する中、斗貴子さんと円山さんの戦いも違う意味で白熱しています。白熱というか、人間ブチ撒け宣言やら全裸の危機やら、少年誌的にオーバーリミットしそうなことになっています。 円山さんが勝利に酔いしれるのもつかの間、腹の中からブチ撒ける宣言。戦いの年季の違いを見せてくれました。渋川達人流に言えば、「舐めンじゃねェオカマァァッッッ 生まれ落ちて十余年、人間ブチ撒けることだけ考えてきたンだぜェッッ てめェのような若造とはなァッ年季が違うンだよッッ」というところでしょう。 ところで円山さんの腹の中に飛び込んだ斗貴子さん、よく喉につまらずに飛び込めましたね。4 cmの塊が喉を通ったら絶対むせてはき出すと思うのですが。 「内側からこれをやるのは初めてだが」って、つまり、「今から人間殺します」、「内側から内蔵をバラバラにブチ撒けて」って、少年誌のヒロイン的にはありえないことを言っています。しかもブチ撒けた後は全裸+血まみれで立っているのです。 ……非常に危険な状態ですね。いや、円山さんの身が、じゃなく、こんなことをされた日には武装錬金のジャンプでの掲載自体が…