2008/2/27ジャンプ感想(2008年13号) NARUTO サスケはそのうち、口から剣を出したり、首だけ伸びたり、オカマ言葉でしゃべり出すようになると思う。 回避不可の天照に被弾したサスケ。半身が消し炭になり、動けなくなったことを確認したところで今度こそサスケの写輪眼を奪おうとしたイタチでしたが、そのサスケは脱皮済みの殻(空)でした。 イタチが奥の手である天照を使うのを待って大蛇丸から吸収した脱皮術を使い、サスケ本体は屋根の下に退避、イタチのチャクラ切れを狙って反撃に転じました。 と、今週のやり取りを要約するとこんな感じですが、フェイクをかけることに力を入れすぎているせいか、どうも分かりづらくて2、3回読み直してようやく理解できました。 うーん、やっぱり幻術とか変わり身でなかったことにするオチは何度も使われるとマイナスにしかならないよなあ。回避不可という天照の効力自体はかなり展開に緊張感が出るはずのものなのにいかしきれていなかったな、というのが感想です。 BLEACH 剣八「知ってるか?剣ってのは、片手で振るより両手で振った方が強えェんだとよ」 霊圧とか鬼道とか、超常的な力が働いている世界で今になって「剣は両手で振った方が強い」とか言われてもいろいろと困ります。「テニスを楽しむ気持ちがあれば誰でも天衣無縫になれる」と言われるのと同じくらいリアクションに困ります。 まだ「(幼女への)愛の力は無敵だから」とか言われて強くなられる方が納得できます。そこまでいってくれたらなんかもういろいろと諦めもついて許せますし。剣八先生の性癖のことも含めて許せます。中途半端な理屈付けをされるよりは、そのくらい思い切ってくれた方がすっきりします。 しかし、思い返してみるとすでに「(血のつながっていない妹への)愛の力」で十刃に勝っちゃった人がいましたね。死神の隊長格って、ほんと変態ばっかだな。 ところで、この剣八先生流剣道理論でいくと、仮に剣八の攻撃力が両手持ちで二倍になったとして、腕が六本あるノイトラは六倍になるってことですよね。これは次週、いろいろと吹っ切れたノイトラが「知ってるか?鎌ってのは、片手で振るより六本で振った方が強えェんだとよ」と剣八の台詞を引用して逆転するフラグかもしれません。 テニスの王子様 乾「無我の力を体の内側に溜め込み何らかの形で」 乾「まったく無駄なく体の必要な所に放出して増幅爆発させる」 乾「つまり――」 乾「五感を奪われる前に越前が見せた百煉パワーを適材適所に移動させたアレの」 乾「進化版みたいなものなのかもしれない」 乾「――と無理矢理解説してみたものの、我々には到底想像も出来ない何かが……」 所々に「アレ」とか「何か」という単語が出て来ているあたりに解説に非常に困っているのがうかがえます。確かこの全国大会ってラジオでも実況中継されていたはずなので、今頃はこの試合を映像抜きで分かるように解説しないといけないという罰ゲームみたいなことをやらされているアナウンサーも「越前くんの体の周りから霊的な何かが放出され」とか、「我々人間の目では追うことはできませんでしたがボールは確かにコート内に」などと後でリスナーから苦情が来ることを承知の上で解説しているんでしょうね。ほんとテニスプレイヤーって多方面にわたって人騒がせな人種です。 南次郎「『天衣無縫の極み』なんてもんは最初っから無ーよ」 、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__, _) (_ _) な なんだって〜〜〜〜!! (_ ) ( ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ l´ r'´ ̄` '''ー-‐、く , -─‐- 、.__ r''"´ ̄ ̄``≦_ _| ./ ─- 、 u uV , ,ィ 、 ≦l ,.ィィjノノl i 、 ミ. ,. -─- 、__ . |rヾノ i ̄r;`ヽァj,∠7 ,∠ノノハトNヘ「l / ̄ニゞノ_ハlゝ〃 , ⌒ミ、 l〈r_ ij  ̄ " '{.ゞ'ィスi/ <´n`ー'rf;Yi、ソij ゙ー゚=゙ {セ7′ ,.ィィァ'ハトAlヾ _r/^`ーl , - 、._‐ノ v}r_ ij "" _ -フ''〈;ァl. u , - 、_-フ 〉r_、∠f テcj:Hr。ァ! lヽ ::\. 〈ニ=;‐-/ ./!ー.l /ー`ニ7vノ、ヽ. l_ ̄`/./ l lヘ! ヽ.ニノ└Lノ | \ :: ヽ`ー‐'// | : \ヾ三//l \: ヽニ´ィ、 _,r゙7‐i ij /二ニ7 .〉 | _\ ::  ̄∧\. \:  ̄/| \ヽ /ヽ. ∠ .lヽ l ヽ、\ヾ二ソ/ 出てくるなりとんでもないこと言い出しちゃったよこのオヤジ。 そんなものは初めから幻だったのですっていうことですか。今彼らが見ているこの光景も全ては夢か幻だったっていうことですか。 しかし、全ては夢か幻でしたという方がまだ現実味があるのも事実です。そうだよね、普通テニスをしただけで人間の五感が奪われたり、発光したり、デビル化したりとかはしないよね。 南次郎「天衣無縫なんてもんは誰もが持ってるもんだぜ」 南次郎「テニスを始めた時、日が暮れるのも忘れ夢中にやったろ」 南次郎「どんなにやられても楽しくてしょうが無かった」 南次郎「あん時は誰しも天衣無縫なんだよ」 嘘だッ! なんかいい感じに話をまとめようとしてますが、テニスをするのが楽しいという理由で突然発光する人なんていませんよ。あ、一人いたか。 少なくとも中学の時テニス部だった私の周りにはテニスをするのが楽しかったために突然発光した人はいませんでした。 これって、胡散臭いスピリチュアルカウンセラーにお金を払うと似たようなことが聞けそうですね。 そして最後は越前の必殺技(人を殺害可能という意味で)の「サムライドライブ」で止めをさそうとします。ボールをネットのロープを使って真っ二つにしてボールを分裂させるという実体込みの分身魔球でした。金太郎との一戦で最後にボールが真っ二つになっていた理由がこれだったとは、なるほど、ちゃんと伏線として考えていたんですね。 それに対して幸村は律儀に真っ二つになったボールを二つとも返してきました。 えっと、この場合はテニスのルール上はどうなるんでしょう。野球のルールでは例えボールが破損して中に詰まっている糸がほつれてしまっても、それをグローブでつかみ取ることができていれば「キャッチした」と判定されます(参考文献『ストーンオーシャン』5巻)。 越前のサムライドライブによってボールが分裂してブロック崩しみたいなことになってしまっていますが、例えば、半球が越前のポイント、もう半球が幸村のポイントとなる結果になった場合はどうなるんでしょう。両者痛み分けで両方にポイントが加算されるんでしょうか。 ・次週の予想 越前のサムライドライブをリターンした幸村。 しかし越前は再度サムライドライブを放ち、ボールを4個に分裂させる。 それを根性でリターンする幸村。 しかし越前は再度サムライドライブを放ち、ボールを8個に分裂させる。 それを意地でリターンする幸村。 しかし越前は再度サムライドライブを放ち、ボールを16個に分裂させる。 それを死ぬ気の思いでリターンする幸村。 しかし越前は再度サムライドライブを放ち、ボールを32個に分裂させる。 それを(以下略) SKET DANCE 「牛乳パズル」っていうのが何なのか分からなかったんですが、調べてみたら無地の何も絵が描かれていないパズルのことを言うんですね。『DEATH NOTE』でニアがやっていたアレです。 ぬいぐるみ収集はデージーのクールなキャラとのギャップがあって笑いを誘えますけど、「特技:牛乳パズル」は普通にちょっと怖いですよ。 魔人探偵脳噛ネウロ テラ「土さ。ボクが大地の声を聞けば…大地はたちまち征服できる」 ということで、テラは土属性で確定。水のDRの次は土のテラ。弱点はきっと炎と回復魔法です。 テラ「信じてくれ。ボクは本当はこの目で見たくないんだ。人間が苦痛で苦しむ顔を」 嘘だッ! と思わず言いたくなるところでしたが、弥子が「心底からの悪人じゃないように見えた」と言っていたということは、「殺したくない」というのも上辺だけで言っている言葉ではなさそうです。今の弥子なら見かけや建前だけの言葉に騙されるということはないでしょうし。 でも、こいつ、先週大した因縁もない人間を生き埋めにしていたよなあ。うーん、心底までは悪人じゃないのか、心底まで悪人なのか、まだ判断付けられないですね。 しかし、テラの、美形なのに取り巻きの女性にも、血族の部下の女性にさえも軽んじられている哀れっぷりを見ていると憎めない気持ちにもなります。 テラ「大〜きな杭を1本。垂直に急所へ打ちこめば、今のとは比較にならない大破壊となる」 「杭」と言っていますけど、おそらく文字通りの物体ではなく、何か予想外の物を「杭」として使用してくるのでしょう。DRは洪水を起こす以外は身体能力とXの強化細胞だけを武器としていましたが、テラにはエレンディラ・ザ・クリムゾンネイルのように杭(釘)を飛ばして串刺しにする攻撃なども見せてほしいです。 ところで、2回来日して2回連続で サムライうさぎ 伍助たちを認めた清比人が魂を込めて作った刀が完成。 権太「千代吉くんのものは”七菜鍬”という鍬です」 千代吉「スゲー!!!刃がいっぱいついてるっス!!!」 千代吉の刀は刃が七つ付いた鍬状、もしくは綿を掻き出す道具に似た形状の刀です。 そういえば今週2ページ目の刀の素描が散らばっている中に、七支刀みたいなデザインの刀がありましたけど、これも千代吉専用刀のボツ案だったのかな。 権太「もちろん普通の鍬としても使えますから畑を耕しても構いませんよ」 鍬状、というか、やっぱり鍬でした。どう見ても鍬です。本当にありがとうございました。 権太「摂津様の刀は”黒札”。今作の中でも重量感は抜群です」 それは剣と言うにはあまりに大きすぎた。 大きく分厚く重く。 そして大雑把すぎた。 それはまさに鉄塊だった。 セッツは”ドラゴン殺し”を手に入れた。 権太「風間様の分は清比人様が”あるだけジャマ”と申しておりまして…」 ぶっちゃけ、この人が剣術道場にいる意味はあるんだろうか… そして、仕事を終え、刀を全て回収した清比人は仕事場を焼き払いました。 清比人「引っ越しだよ」 清比人「うむうむ、よく燃える。ゴミをほっとくのは良くないからな」 ::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.: `丶、 ::::::::::::::::::::::::::::::::,ィシへ、 ヽ ::::::::::::::::::::::::::,イム―--`ヽ ゝ :::::::::::::::::::::/―--ニ= ,}トミヽ :::::::::::::::,ィ',r '"⌒丶.. ``''7iヾ',l! _::,::ィ"::{l l:: ,ィLiリ!lリ :::::::::::::::::丶 ノ'==y'⌒Vi′ ハァハァ・・・ :::::::::::::::::::::` ― '::::::: ll ,ハ、 家たん・・・ :::::::::::::::::::::∴¨ ::::::: 丶-イ 燃え・・・・・・ :::::::::::::::::::::¨ ..::::::: ∵; :::::::::::::::::.:.: :.:.ノ ,' ,ィ'ヽ从 ::::::::::.:.:.:.:.:.: ,ィ〒ェ=ュ ,:' (^:.:.:.:ノヽ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.-='-ヘ,`' f,r'´,' r'^:.,r:'":.:八 ヽ、::::::::::.:.:.`ヾ;;,`゙ニノ / (:.:.:.):.:,、ミヽ,` ::::::::::丶、:.:..:.:.:.:. ノ (ろィ:.:.>'" ::::::::::::'" ,ィ'^ '' ― ''" t':.ラ う :::::::::::: !ヽヽ リ 丶、::::: ' ゙l丶 ;' ::::...丶、 _,ノ \ (二二ヽ ::::::::::::::........ \ r-「:||:.:.|`'く, - 、 :::::::::::::::::::: ``/ノ ,!,-‐ '"´ .ノ ::::::::::: /´/:: kニ二、 :::::::::::..... / '´:.:.:: ) _i} 一つの所に留まって慣れに浸ってしまわないようにする清比人の心がけのためでした。 摂津「あの…伍助ちゃん。今ふと気付いたんだけどよ…」 摂津「ひょっとして…まだあン中で反蔵寝てんじゃねーか?」 え…ひょっとして清比人の言っていた「ゴミ」って…… ::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.: `丶、 ::::::::::::::::::::::::::::::::,ィシへ、 ヽ ::::::::::::::::::::::::::,イム―--`ヽ ゝ :::::::::::::::::::::/―--ニ= ,}トミヽ :::::::::::::::,ィ',r '"⌒丶.. ``''7iヾ',l! _::,::ィ"::{l l:: ,ィLiリ!lリ :::::::::::::::::丶 ノ'==y'⌒Vi′ ハァハァ・・・ :::::::::::::::::::::` ― '::::::: ll ,ハ、 人たん・・・ :::::::::::::::::::::∴¨ ::::::: 丶-イ 燃え・・・・・・ :::::::::::::::::::::¨ ..::::::: ∵; :::::::::::::::::.:.: :.:.ノ ,' ,ィ'ヽ从 ::::::::::.:.:.:.:.:.: ,ィ〒ェ=ュ ,:' (^:.:.:.:ノヽ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.-='-ヘ,`' f,r'´,' r'^:.,r:'":.:八 ヽ、::::::::::.:.:.`ヾ;;,`゙ニノ / (:.:.:.):.:,、ミヽ,` ::::::::::丶、:.:..:.:.:.:. ノ (ろィ:.:.>'" ::::::::::::'" ,ィ'^ '' ― ''" t':.ラ う :::::::::::: !ヽヽ リ 丶、::::: ' ゙l丶 ;' ::::...丶、 _,ノ \ (二二ヽ ::::::::::::::........ \ r-「:||:.:.|`'く, - 、 :::::::::::::::::::: ``/ノ ,!,-‐ '"´ .ノ ::::::::::: /´/:: kニ二、 :::::::::::..... / '´:.:.:: ) _i} 修行と刀作成を兼ねたこの数週の展開ですが、個人的にはあんまり好きになれなかったりします。『サムライうさぎ』がバトル漫画によくある修行展開寄りになってしまったこともあるんですが、本来、摂津や千代吉らうさぎ道場門下生の各自の適正を育てる役目は師範である伍助がやるべきことであって、それを伍助含めて無関係の人間にやらせてしまったことにちょっとすっきりしなさを感じています。 一方その頃、一人清木の屋敷に忍び入り、宣戦布告をした百舌九。 清木「こんな夜更けに私の屋敷に忍び込んで…ただで帰れるとは思うまい?」 ▲
2008/2/22ジャンプ感想(2008年12号) テニスの王子様 オレやっぱりテニスが好きだ… この瞬間を思いきり楽しむんだ… テニスへのひたむきな想いが奇跡を呼び起こす――!! 体に浮遊霊のようなものをまとわりつかせている人の言う言葉じゃないと思う。 なんだかオサレポエムっぽい煽りで覚醒越前からスタートした『テニスの王子様』ですが、「天衣無縫の極み」に目覚めた越前の姿は意外と普通でした。「無我の境地」の最終形態なんだから、羽を生やすとか、巨大化するとか、腕が四本に増えてラケット四刀流になるとかくらいはすると思っていたんですが。 今の越前に見られる外見上の変化は、体の周囲を正体不明の発光体が漂っていることと、逆立った頭髪に白トーンがかかってちょっと半霊体ぽくなっていることで、異界に片足突っ込んだ人みたいです。もしかしたら、幸村の五感剥奪の影響で、すでに越前の肉体自体は死んでいるのかもしれません。越前のテニスにかける情熱が彼の魂のみを現世に引き留めたのでしょう。 審判「わたしはね……神に誓ってもいい」 審判「その瞬間――わたしは断じて瞬きをしていないッッッ」 審判「人間である我々には見ることすらかなわぬハイレベルなバトル……」 審判「しかし我々は幸運だった。見ていたものがいたのだ。何が起こったのかをッッ」 「………あの……神の子が無抵抗じゃないか」 審判「そうです」 「説明しろよ。なぜ無抵抗なのか」 審判「ミスター神の子が、意識がなかったからです」 というわけで、「天衣無縫の極み」とは、人間の意識では追うことのできない神速の動きでした。0.5秒は無意識、0.5秒はやりたい放題ということです。 時間を数秒消し飛ばしたというキング・クリムゾン能力と思った人もいたみたいですが、モニターにはしっかり越前の動きは映っているので、そんなスポーツ漫画には非現実的すぎる能力ではないと思います。 今の五体に流れるサムライ南次郎の血が目覚めた越前なら、観客含め誰にもその動きを意識されることなく幸村の首をラケットで切断してのけることだってできるでしょう。 BLEACH 予想通りノイトラに斬られたけどピンピンしていた剣八。日番谷隊長が見ていたら残心がどうとか説教されていたところでしょう。 そして腕を切り落とされてもなんなく再生したノイトラ。自分の腕が再生したことを自慢してますが、もう自分が十刃一硬かった(過去形)ことを自慢にする気はさらさらないようです。 ラストはさらに二本の腕が追加され、六本腕に増殖。これは地味にだけど強いかもしれません。単純に腕の数が多いというのは格闘においては非常にアドバンテージが高いです。腕が六本あれば改良阿修羅バスターだってかけることができます。キン肉バスターはいろんな超人に破られていましたが、六本の腕で可能となる改良阿修羅バスターは正攻法では破られることはありませんでした。 倒れた剣八を見てもう戦闘不能と判断し、残りの相手を倒しにかかろうとしたノイトラですが、その矛先は真っ先にやちるに向いていました。(見た目は)一番戦闘能力の低そうな相手から狙うあたり、ネリエルや剣八にいいようにボコボコにされたことでノイトラも内心へこんでいることがうかがえます。数時間前のノイトラだったら「雑魚を倒しても意味がない」みたいなことを言っていたはずなのに。 やちるが狙われたことで即座に起きあがった剣八ですが、やちる曰く、「あたしに攻撃すると剣ちゃんおこるから」とのこと。そういえば戦闘狂のキャラが強すぎて気付きにくいことですが、剣八って幼女萌えなんですね。自分に四六時中べったりくっついている幼女に矛先が向いた途端に本気になったのです。そもそも四六時中幼女とべったりくっついている時点で彼の性癖を疑うべきところです。普段は自分の服の中にやちるを潜り込ませていたりするし。案外、部下の幼女破面に踏みつけプレイされていた十刃の人と違う意味でいい勝負をしているのかもしれません。 剣八の行動を見ている周囲の死神たちは当然その程度の疑問は持っているでしょうが、おそらく怖くて誰も本人には突っ込めないのでしょうね。 しかし、そもそも他の死神隊長格の人たちを見ても、シスコンの人や、自分で奴隷を創った人、アル中なうえに女癖の悪い人、百合の人、貧乳なのに横乳衣装の人、自分の元先輩上司の女性に本気チョコを送る人など、素行がまともな人がほとんどいません。 一番人格者のように見えた藍染(元)隊長は裏で虚と手を結んでいた事件の黒幕だったうえに、副隊長を「自分なしでは生きていけない体に調教していた」(確か藍染自身がこんな感じの台詞を言っていたはずです)ドS魔人でしたし、他の比較的素行がまともそうだった東仙や市丸も裏切ってます。 それにしても、今週で剣八が卍解なり何かしらのパワーアップを見せると思っていたのに、逆にノイトラの方がパワーアップして話を引っ張ってきたのは予想外でした。どうもこの様子だと、剣八先生は最後まで「慣れた」とか、気合いとか、幼女が襲われそうだったなどの理由だけで強化されてノイトラに勝ってしまいそうです。 魔人探偵脳噛ネウロ 「たまたま」とは宮崎のブランド金柑のことです。 が、それでも今週の弥子の好物欄に妄想の翼を羽ばたかせた人はいたでしょうし、脳内の記憶領域から宮崎産の金柑に関する情報を意図的にデリートした強者もいたことでしょう。 弥子の服が先週と同じところを見ると、どうやらドーピングバレンタイデーと同じ日に『謎』解きを果たしたようです。 つまり、 ・弥子が睦月と遭遇してバレンタイン外交作戦を思いつく ・弥子がチョコを作る ・知り合いにチョコを配る ・ネウロと『謎』解きに行く ・テラの襲撃 が一日の出来事として起こっているわけです。 ところで、2008年の2月14は平日なわけですが、弥子も睦月も彼女たちは学校には行っていないのでしょうか。 『ネウロ』世界の時間軸がどうなっているのかははっきりしていませんが、2009年、2010年の2月14日であれば休日に入ります。現在時間よりも一年か二年先に進んでいるのかもしれません。 血族の刺客ナンバー2のテラは、顔さえあればいいというTomak思想の持ち主でした。コミックオマケのキャラプロフィール欄にはテラについては「好きなゲーム:Tomak」と紹介されると信じてます。 両腕に仕込んだマシンガンでエメラルドスプラッシュのマネでネウロを襲撃したテラ(※危険ですのでよい子はマネしないでください)。顔さえあればいいというナルシストぶりは登場時からアピールしていましたが、まさか顔さえ残っていれば他の体のパーツはどうなろうといいと、そこまで割り切れる男だったとは思いませんでした。下半身さえあればいいクラウザーさんとどっちが凄いんだろう。 ネウロを倒すためなら、自分の顔以外のパーツはいくらでも改造したり、犠牲にしたり、躊躇なく切り捨ててくるのでしょう。片手を切り落とされただけでテンパっていたヘタレとは違います。ネウロ暗殺のために最終的には自分の顔以外の部品をどんどん切りつめていき、顔さえあればいいという合理的なフォルムに変貌を遂げるのでしょう。 名前:テラ乙型 長所:顔にはダメージを受けない 弱点:光 ジェニュイン「その間は私に指揮を任されたわ。血の汁が出るまでご奉仕なさい、葛西」 ジェニュインお姉さんは予想通りMもSもこなせる二刀流でした。「血の汁」って言い方がやらしいです、先生。 そしてシックスは「聞き分けのない息子を教育しなければならなくなりまして」と上司に報告した吉良のような感じでかは知りませんが、息子の教育を始めることにしたようです。 「教育」といっても、この父親が息子の数学の勉強を見てあげたり、ファミレスに行ってチョコレートパフェを食べさせてあげるなんて光景はとうてい思いつかないので、かなりエゲつない教育になるんでしょうね。逆にこの親子が笑顔でキャッチボールとかしていたらそれはそれでホラーですけど。 SKET DANCE 今回のシリーズが始まった時、生徒会メンツのキャラ立ちがいまいちなことから、無駄に長くてグダグダな展開になると思っていました。この漫画ってアタリの時とハズレの時の差も大きいし。が、実際始まってみるとなかなか面白い。 ヒメコが料理勝負になった時も、ヒメコがポイズンクッキングを作って審査員を毒殺するというオチなんだろうなと安易な予想をしていたんですが、普通に料理がうまいというヒメコの意外な一面を見せ(プロレベルではなくそこそこに上手いというのがポイント)、さらには、まさかボッスンの「お前の作ったハンバーグが食べたい」という何かのプロポーズみたいな台詞に泣きじゃくる展開になるとはまったく予想できませんでした。 そしてわりと勝敗の見えなかった今回の一戦ですが、最後は振蔵がいいとこを見せて終わりました。ボッスンたちの頼みを何でもホイホイ引き受けて、作中でも突っ込まれていた振蔵でしたが、それを恩に報いたい一心といういい話につなげてきたのはうまいです。 ところで、居合が鞘から抜いた状態の斬撃よりも速いという都市伝説はもう簡単には覆らないものなんでしょうか。イメージのかっこよさによるところと抜刀斎の影響が大きいのかな。 次戦はスイッチ対デージー。組み合わせ的に今回の対決の中では一番楽しみな一戦です。デージーは サイレン 八雲のピアノ演奏に今まで見せたことのないハイテンションな笑顔を見せる雨宮さん。アゲハは素直に「はじめて見る一面」と受け取ったようですが、病み系ヒロインのこの快活すぎるはしゃぎぶりが逆に怖いです。 サイレン世界で、死んだ魚のような目で薄ら笑いを浮かべながら顔をペタペタ触っていたり、憤怒の形相で日本刀を振り回していたのとは同じ子とは思えません。そのうち今日のあれは「表の人格だから」とか中二病設定なことを言い出したりしないか心配になります。 元サイレン世界のドリフトであり、ゲームをクリアした生き残りでもある八雲。しかし、ゲームをクリアしたからといって謎が解明されるわけでもなく、結局ただ生き残ることができるというだけみたいですね。超能力というプレゼントは付きますが。 サイレン世界の情報に高額の懸賞金をかけたりしているのも、元サイレンドリフトの八雲と同じように謎を突き止めたいと思っている連中なのかもしれないです。 そういえば、アゲハと飛龍は呼んで、あのおっさんがスルーなのは単に連絡を取る手段がなかったからだとは思うのですが、おっさんの死亡率が凄い勢いで上がってるなあ。 ▲
2008/2/13ジャンプ感想(2008年11号) NARUTO イタチに左目をえぐり取られたサスケ。先週確かにイタチに左目をえぐり取られそうになる描写はありましたが、直接的な描写はなかったのでどうせまた幻術か影分身で回避したんだろうと高をくくっていたんですが、本当にサスケの左目は奪われていました。これについてはまた実は無傷でしたオチをやるんだろうとばかり思っていて、正直、岸本先生を甘く見ていました。 さらに呪印の力を開放して反撃に転じようとするも、イタチとの力量の差は歴然、再びつかまってもう片方の目もえぐり取られそうになります。 と、ここで世界が暗転。 そして気が付くとそこには無傷のサスケの姿が… そんなわけで、ここまでやっておいてこれまた全部幻術でした。天井と一体化している人とかそろそろツッコミを入れたいところじゃないんでしょうか。いや、ここまでやっておいて全部幻術でなかったことにしてしまうところまでは予想できなかったので、その意味では読者の予想を裏切ったといえます。 こう何度も致命傷になる度に実はフェイクでしたなんてことをやられると、とことん戦闘の緊迫感はなくなっていくんですが、いったい何を狙って空振りバトルをさせているのかちょっと分からないです。もしかしたら、どんなダメージが与えられても幻術で片づけられてしまい、そのうちその記憶だけが読者の頭にこびりついて、だんだん体が動かなくなるイップス状態に陥れようとしているのかもしれません。 飛段や大蛇丸なども致命傷を受けてもなかなか死なない人たちでしたが、飛段は痛いくせに不死身をウリにするマゾぶりで盛り上げてくれましたし、大蛇丸は脱皮したり地面に首を突っ込んでヨガ行者みたいなことをしてくれて見る者の目を楽しませてくれたから良かったのですが、このうちはの兄弟はリアクションが薄いのが致命的です。天井の心霊的なシミみたいになってる人とかダメ出しを入れたくてしょうがないところだと思います。 BLEACH 何度も「俺は硬いからお前の剣なんかじゃ斬れねえよ」と言ったり、虚穴を刀がすり抜けたのを自慢げに話したりして調子こいていたノイトラさんでしたが、「硬さに慣れてきた」で剣八に大ダメージをくらったうえに、霊圧に封が外れた剣八にうっかり「加減し損ねた」と屈辱的な台詞まで浴びせられました。最初に調子こいていた分だけ今かいている恥も大きく、かなり涙目状態です。今のノイトラのポジションを『ピューと吹く!ジャガー』で例えれば、ハマーです。 しかし、忘れてはならないのが破面には斬魄刀解放があるということ。こんなぎりぎりの状態にまでならなくてももっと早い内から出していれば赤っ恥をかくこともなかったのに、上位の十刃ほど無駄に出し渋る傾向があるようです。逆に全然出し渋らなかったゾマリとかアーロニーロとかは斬魄刀解放してもあっさりやられちゃったんで、単純に早く出せばいいというものでもないのかもしれませんが。 一護「腕が…倍になりやがった…」 一護は空気の読めるいい子です。以前に斬魄刀が二倍どころか千倍になった白哉なんかとも戦ったことがあるのに、ここは驚いて場を盛り上げるべきところだということをちゃんと分かっています。 それはまあともかく、「聖哭螳蜋」のデザインはかっこよくて好きですよ。他の破面に比べると変形度は控えめですけどね。ところで「螳蜋」ってことはノイトラの前世はカマキリですか。破面になる前は巨大カマキリ型の虚だったんでしょうか。しかし元が昆虫だからといって馬鹿にはできません。むしろ人間サイズのカマキリは巨大アフリカ象に匹敵する戦闘能力を持つと『範馬刃牙』2巻で主張されています(正しいかどうかは知りません)。 それからノイトラは奥の手に頭に突き刺さっている三日月スラッガー飛ばすのだと思います。 そして今度は剣八が本気を出したノイトラに一蹴されました。 当然また立ち上がってくるのでしょうけど、ノイトラが全力になったところで剣八もそろそろ全力を出してくる頃合いです。次週で剣八の始解、もしくは卍解までがお披露目でしょうか。剣八も一護との戦いで自分の斬魄刀に語りかけることを学んでいますから、それ以降に始解の訓練は積んでいるとみていいでしょう。 もし剣八が卍解したら、あのドンパッチみたいな頭髪が伸びて、二倍どころか四倍のタコ足型の斬魄刀に変形すると予想します。 魔人探偵脳噛ネウロ 大幅軽量化に成功した浅田ならダイアーさんの動きができると思う。 ぬふぁーん!!した浅田に公衆の面前で顔に至るまでサインを書かせられるという、どっちが攻めにあっているんだか分からない非常に倒錯したプレイを強要された弥子。とりあえず問題は体のどこからどこに至るまで書かせられたかなんですが。 ぬふぁーん浅田やぬふぁーん石垣の行動を見た限り、魔界の泥玉を当てた人は元々の自分の欲求に素直に行動しているようで、その効能はネウロ版電子ドラッグver.2といったところです。食べたのが笹塚だったら普段の行動と変化がなさそうですね。もし笛吹が食べていたら、ぬふぁーん!!な状態で人目もはばからずテディベアグッズを買いあさったり頬ずりしたり、ファンシーな植木鉢に入っている観葉植物に話しかけたりしたのでしょう。 弥子「理解できた?どういうイベントか」 いかにこの二人の仲がストロベリー100%なことになっているのかは理解できた。 「外交作戦」などと言っていろんな人間にチョコを配っておきながら、最後の最後にチョコを食べられないネウロのために『謎』を含んだ資料のラッピングをプレゼントするという手の込んだ求愛行動。ここで最後の最後できちんとバレンタインらしいオチを持ってくるとは予想できませんでした。 それにしても、弥子がネウロに「理解できた?」という台詞を言うのなんて、以前の弥子とネウロの間柄ではありえない光景です。ネウロが弥子の言葉に素直に「理解した」と言うのも新鮮です。もちろん、そこにはHAL編を通しての弥子自身の成長もあってこそなんですが。 テニスの王子様 五感を奪われてなお戦おうとするも、もはや試合にすらならない有様の越前。そしてその無惨な天才ルーキーの姿に涙する青学の仲間たち。彼はただテニスをしていただけなのに、廃人同然にまで追い込まれようとしているのです。五感を奪われ廃人になった選手、利き腕を骨折した選手、体の数カ所を骨折して全治数ヶ月の怪我を負った選手、「雲の上のようなトコにいて楽しかった」と薬物による幻覚症状が見られた選手、仁王立ちのまま失神したのをいいことに髪の毛をバリカンで刈られた選手、相手校の選手にボールをぶつけられて昏倒した監督、焼肉屋で教え子の食べた焼き肉代120万を支払わされた監督……今回の全国大会の犠牲者は数知れず、来年あたりから日本テニス協会の判断により、テニスは中学生が部活動として行うには危険すぎるスポーツとして、未成年の参加が禁じられるかもしれません。 幸村「やはりキミは危険すぎる」 何が危険かはよく分かりませんが、スポーツで五感をなくした相手にさらに追い打ちをかけようとする幸村の発想が一番危険だと思います。 越前「…何でこんな苦しい事……テニスってこんなに辛かったっけ」 安心していいです。普通はテニスをしていて五感を奪われたりはしないので。さらに言えば、元プロテニスプレイヤーの父親にテニスを教えてくれと言ったら、山に籠もって巨大猪を狩ることになるのも君のおうちだけだから。 DEATHNOTE(読み切り) ニアとメロの目つきが悪かったのは、二人とも眉毛を剃ってるからだと思う。 映画の公開に合わせた特別編。死神たちの気まぐれなやり取りから新たなデスノート所有者が生まれ、それを新たなLとなったニアが倒してのけるというお話です。 デスノートの実行犯の人物像を見抜き、その相手を興味を持てないと存在価値を否定したうえで「人殺し」と糾弾したニア。その一言で実行犯自身に始末を付けさせてしまいました。夜神月がいかに特殊な人材だったかと株を上げさせ、日本警察、L陣営、ニアとメロの過去話にまでつなげて、エピローグとしては非常に上手くまとまった作りになっています。 ただ一つ残念なのは、ジェバンニの登場がレスターの背後で心霊写真みたい映っているだけだったことです。ニアの過酷なこき使いで過労死したジェバンニの亡霊という可能性も捨て切れませんが。 それから松田は劇的な成長を見せることもなく、相変わらずの松田でした。安西先生がいたら「まるで成長していない……」と言ってくれることでしょう。とはいえ、これで松田がバリバリの頼れる男になっていても出来すぎなので、もしかしたらほんの少しだけ成長しているかもしれない、くらいがちょうどいいところなのでしょう。 エム×ゼロ 三国のカタツムリの思い出は普通にはトラウマだわ。個人的には冨樫海苔が二、三枚欲しいところです。 カタツムリを足止めするため、爪切りを巨大化させてコンクリートの壁を崩した三国…って魔法とか関係なしにすげえよ。いくら爪切りを強大化させたって、それを持ち上げてコンクリートを粉々にするなんてできないよ。 胡玖葉「ハーーハーー熱いよ大賀…ボーっとして自分を抑えられないよー」 九澄をパジャマ姿で出迎えた胡玖葉お姉ちゃんは、高熱で頭がフットーしそうなことになっていました。 「霊長類最強の姉」という、まるで「地上最強の生物」みたいな称号が付けられているから、勇次郎のようにウィルスに対しても無敵と思ったんですがそんなことはありませんでした。それに勇次郎は高熱を出して「ハーーハーー熱いよ…ボーっとして自分を抑えられないよー」なんて言わないし。 MUDDY ジャスパーの目的は本当にリアルネコミミ少女を作って結婚することでした。それっぽい兆候は薄々見せていましたが、この人はガチでした。きっと、例え人型にできたとしても予想図通りにアホ毛まで再現されてなかったらクレームを付けたんでしょうね。 当然ながら「話が違うぞ」とコランダムに文句を付けるジャスパーですが、コランダムの方は「キメラ人間」でさえあればオッケーと、デザインについてはさほど気にしていないようです。ジャスパーは技術者だけじゃなくデザイナーも雇うべきだったんでしょうね。 そもそもルリを軟禁した時も、コランダムはまだ幼いからジャスパーも結婚相手としては不満に思うだろうと要らぬ心配をしていたわけですが、それもジャスパー的にはむしろオッケー、彼のストライクゾーンのど真ん中だったのです。コランダムはソッチの文化に対する理解は薄いようです。それにしても、上半身が人型だったらまだよかったかもしれないのに、そこをあえて逆にしているところに不要に悪意を感じてしまいます。 ▲
2008/2/6ジャンプ感想(2008年10号) アイシールド21 アメリカンフットボールは格闘技である 言い切った! ここまで峨王は入部する部を間違えたんじゃないのかと何度思ったことか分かりませんが、アメフトが格闘技っていうんなら仕方ないですね。納得です。格闘と性行為を「そっくりだ!!」と言われるよりははるかに受け入れやすい概念ですし。 ところで、もし格闘=性行為の公式が成り立つのなら、格闘とイコールであるアメフトにも、アメフト=性行為という公式が成り立つわけですね。つまり、 アメリカンフットボールは性行為である とも言えるわけです。 同じように「テニスは格闘技である」と言い切れるかなと思ったんですが、あっちはもう異能力すぎて格闘技と呼ぶことすらなんだか失礼な気がしてきました。 BLEACH 大方の予想通り左目はアナアキさんだったノイトラ。わざわざ眼帯で隠すくらいだから、何かブラックホール的な穴でも付いているのだろうと思っていたんですが、ただの虚穴だったみたいです。 そして剣八がうまいこと眼帯のフェイクに引っかかってくれたのがよっぽど嬉しかったのか、すでに見れば分かる事実を長々と2、3ページに渡って語ってくれています。あそこで剣八が笑わなかったら得意顔であと3ページは演説を続けていたところでしょう。 そして剣八に「慣れてきた」の一言で歴代十刃最硬の鋼皮がスパスパ斬られ始めたノイトラさんはちょっと涙目状態です。まあ十刃最速の人といい、十刃最○っていうのは死神にコケにされるためにあるようなのであまり気にしてはいけないのだと思います。ついでに剣八と戦う直前にネリエルにボコボコにされていたことも忘れてあげましょう。 テニスの王子様 「神の子」幸村の能力は相手の五感を奪うこと。 これを許斐先生が二年前にやっていたら、読者にヤケクソになったか気が触れてしまったかと思われたところでしょうが、物事の積み重ねというのは偉大なもので、今となってはラスボスの能力ならそれくらいやれるのが当たり前と思えてしまうから凄いです。二年前の『テニスの王子様』ではせいぜい、手塚が地球に隕石を降らせて恐竜を絶滅させたくらいです。あれ、今と大差ない? 触覚、視覚、聴覚を剥奪され、戦闘不能に陥った越前。戦闘には直接影響しないから気付いていないだけかもしれませんが、味覚と嗅覚もすでに奪われている可能性もあります。五感剥奪といえば さて、五感を奪われ廃人状態にされた越前はこの後どう戦うのか。確かに常人ならば五感を奪われればもう何もできないでしょう。しかし、テニスプレイヤーは常人ではありません。五感を失っても第六感さえ残っていれば、無我のオーラを使って自分の体を操り人形のごとく動かすとか、まだまだ充分に戦えるはずです。 しかし、それならまだ越前の既存の能力で戦えるということです。問題はいつ越前が「天衣無縫」の能力を発動するかです。 おそらくはもっとも神に近い男である幸村は、その越前の第六感すらも奪ってしまうのでしょう。そうして越前が、心臓が動いているだけの完全な生ける屍となった時こそが、「天衣無縫」の能力が発動される時なのでしょう。そう、もうおわかりのことと思いますが、六感をも奪われた越前に目覚めるのは第六感を越える感覚、つまり、 天衣無縫の正体は、セブンセンシズだったんだよ!!(AA略) おそらく越前と幸村は相打ちになって死にます。 サムライうさぎ まさか『サムライうさぎ』でこんな釣りをやられるとは思いませんでした。 やってくれた喃、福島先生。 奉行所が配布した人相書き、どれもこれも偏見に満ちた仕上がりになっていますが、スズメは天蓋領域が派遣したヒューマノイドインターフェイスみたいなことになってるなあ。 魔人探偵脳噛ネウロ /// / / / /, '´ / __ ___ //"フ / _,,. -‐_,..ニ"´-‐ ''"´ /´ /,. -‐=`ヽ、 〃// ,.- '_"-‐ '"´ // ///=三 ミ \ // ,. - ',. '´ i l | //""` <三三rヾミ\ / / <イ/ _ {'"V´ / ∠ 、 `'シ´ )、ミ=ー-'='──‐- 、 // | ヽi / r'"Oフ )  ̄ ^/  ̄ ̄ ̄ _  ̄>ー-、_ // ヽ( o> F ̄r‐oァ (,ノ ミ==ー-  ̄_ ,二、 -`丶、 | | F r  ̄ ,. 二ニニ = __ >∠ヾヾヾヽ ヽ、 _ \ヽ、 rrr;、 (ツ -─ ニニニヾ三三三) ⌒)  ̄ヾヾ ) ヾ/ ヽヽ `ー' / ̄ ``ヽ ヾニニ二三シ ⌒> /⌒ヽ r:、 i /\__/⌒ヽ `ヽ ト、 `ヾ、ー‐ ニフ∠ iミ ミ ミ ヽ ヽソj | / ム クく ハ ヽ | >ッァラフア⌒ヽヾミ ミ ミ ヽ | | Y ハ_,ノ / ( ! /< <∠ニ -==-‐ニフ ゝ ヾヾ_ソ ソ/! | l/ ヽ { i⌒ソ ヽ ミ三二二ニつヾニニシアフト ̄ /// l i 八 \ ノ ノ \ __ /ノ| iヽ ∧Y { ヽ、_ ,二._ニ二二´-‐ >、__ ̄ ̄ ̄ ,.イ | i i Y i ハ `ヾ二三彡___/ \  ̄ ̄ ̄ ノ ハ i i lゝ ! !| //_ `,ー、 ─'>、ー '⌒) ヘ i !ゝイ|l| / し'/ /  ̄ヽー へ フ ノ八 / ハ l| リ / ィf _/ / ゝ ___i__,,. -‐ ' /' / ! レ _/ __/ / // / ノ{`ヽ、 _/ _/ / _,. -‐ '" シ / __,> _/´,. '´ __/ _,. -‐ '" _,.=-‐'ニ / ー=''"-‐ '´ _,,.. - ''"´ _,. -‐ '" -‐==-‐_,ニ-‐= ( _,,.._-__''"´_,,.. -‐ ''"´ ̄l ,. -‐ '" 三)  ̄ ̄ r─‐-== .._ \  ̄ |/ /_,. -───‐- .._ \  ̄ / //  ̄` ////} / // ,.イシ人 来週の築紫の姿。 弥子「あんなエネルギッシュな石垣さん見た事ないよ!!結局ダメなモンはダメだったけど」 石垣に対してはやっぱり毒舌な弥子。 ネウロの作戦により、聖バレンタインが処刑された日は阿鼻叫喚のロシアンドーピングバレンタインチョコレートルーレットデーとなってしまいました。 今のところアタリを引いたのはネタ要員の石垣だけで、基本シリアスのキャラは変化無しです。ぬふぁーん!!とハイテンションになる笹塚やぬふぁーん!!と暴走する等々力も見てみたいような見たくないような。 弥子が作ったガトーショコラは7つ。 笹塚、等々力、石垣で3つ、 篚口で1つ、 そして築紫で2つ、 なので、残りはあと1つ。 最後の1つは誰の手に…と思ったけど、吾代に「チョコ以外にヤボ用もあるし」と言ってるので、最後は吾代で確定ですね。 築紫はアタリと見せかけてのフェイクというオチだと思います。 ちょっと意外だったのは、隠れ可愛い物好き、甘い物好きの笛吹が弥子のチョコに興味を示さなかったことです。本当は飛びつきたいところを笛吹のツン属性が発動して気のないフリをさせてしまったのかもしれないですが。 エム×ゼロ 大木の作った鏡モンスターをクリアした伊勢。それにしても、この鏡モンスターを作った大木は何を思ってこんなデザインにしたんでしょうかね。自分の姿をベースにしたトカゲだかサンショウウオだか分からないクリーチャーだなんて普通は気分悪くなるものなんですが、それを自分で作ってしまうんだから。 そして最後の試練は自分がもっとも苦手とする存在の幻影が相手。都合良くか悪くか、伊勢は早速兄越えの試練に直面しました。 先週伊勢弟の磁力魔法は結構強いんじゃないかと言いましたが、飛び道具ではない物理系攻撃相手なら普通に強い能力ですね。 PSYREN 雨宮「――そう未来…私の頭がおかしくなっていなければそーゆーこと…」 うーん、ヤンデレヒロインである雨宮さんの頭が正常であればという前提条件が付いてしまうと、この話をどこまで信じていいものやら悩んでしまいます。この余計な一言で話の信憑性が5割ほど落ちてしまっています。 そして雨宮が使っていたのは「サイ」と呼ばれる超能力の類。ああ、超能力の「PSY」とかけていたから、「SIREN」じゃなくて「PSYREN」なのか。別に屍人が出てくるゲームに気を使ったわけじゃなかったんだ。 今後、各人の個性に応じた能力が開花するのか、それとも誰でも多様な能力が身に付けられるのかは分かりませんが、新たに「サイレン」世界に足を踏み入れ生き残った三人にも「サイ」が身に付くようです。おっさんは能力の開花を見る前にうっかり「サイレン」の話を漏らして始末される役になりそうですけど。 ▲
2008/2/1ジャンプ感想(2008年09号) BLEACH 今の仲のいい石田とマユリ様を見ていると、この二人に祖父の仇の因縁があったような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ! そしてどんな姿に仕上がってもいいからマユリ様に早く 一護、ルキア、石田、チャドはそれぞれ十刃、十刃落ちを倒すという戦果を出していますが、こいつだけはずっとザエルアポロに遊ばれていただけでしたからね。その辺のフラシオンでもいいから倒しておかないとカッコがつかないと思って焦っているのでしょう。 左目は空洞設定のノイトラ。ここまで引っ張っていた眼帯の伏線ですから、ただの空洞ではなく、『キン肉マン』のブラックホールや『ゴッドサイダー』のサルガタナスのように四次元や異空間に通じているとかいう特性を持っていそうです。 NARUTO | \ __ / _ (m) _ピコーン |ミ| / `´ \ ∧ ∧ (・∀ ・) いいこと思いついたぜ! ノ( )ヽ < > ∧ ∧ サスケとイタチで (・∀ ・) <お互いの目を取り替えっこ ノ( )ヽ すればいいんじゃね < > イタチの目的はサスケの車輪眼でした。息子に「ここであなたとファイトするッッ」と言わせた時のマホメド・アライのように嬉しそうな顔で「お前のモノは俺のモノ」と言い出したイタチ。 サスケ「きっと…オレがあなたの後を追った時も、あなたは後ろ姿のままそんな顔をしたんだろうな サスケ「何百年も生きているうちはマダラも、そしてあなたも実の弟が相手でも手段を選ばず手に入れようとする」 サスケ「それほどこの車輪眼は魅惑的なんだ」 それにしても、実の兄からは「お前は俺の物だ(意訳)」と言われたり、脱皮するオカマには体を狙われたり、「ってばよ」うるさいストーカーにつきまとわれたり、サスケの人生ってほんと散々ですよね。 イタチ「今のマダラは負け犬だ…うちはの本当の高みを手にするのは奴じゃない」 サスケといい、イタチといい、うちは一族というのは自分を育ててくれた師匠や世話になった人に恩を仇で返す人たちのようです。 それだけ強力な瞳力を手に入れながらも、初代火影には敗北し、その後の木の葉の強襲にも失敗。結局何一つうまくいってないわけですね。ラスボスを飾るにはちょっと格が足りないというところでしょうか。イタチがマダラを「負け犬」呼ばわりしているのは、トビの姿でデイダラとドツキ漫才をやっていたりしているのを見て「だめだこいつ」と思ったからなのかもしれませんが。 銀魂 飛段さん増殖中。 きっとシカマルが後始末を忘れた飛段が怨霊化してこのスタンドハウスができたのでしょう。 マディ マディの顔が基本男顔なので、体だけ女性化している姿に違和感があるのは私だけでしょうか。 「一体なんのために大金はたいて女なんか…」 そりゃまあ、いろいろあるでしょう。大金はたいて女性を雇ってそれで家具一式そろえた人(外道)とかいましたし。 ジャスパーの目的は猫と少女のキメラを作って花嫁にすること。つまり、リアルねこみみしっぼ少女を作ることが目的でした。うんまあ、二次元と結婚すると言い出すよりはずっと現実的で前向きな欲求だと思います。キメラ学者の中には両性具有の泥人間を作った変態科学者もいましたし。 「このトイレ紙がないんですけどー」 「そのへんに予備のがあるだろ」 「わかんないから入ってきて――」 「二人とも入ってきて!!」 いや、入るなよ。シチュエーション的に明らかにおかしいだろ。 いい女に弱い彼らは誘われるままホイホイとトイレについて行っちゃったのだ。 テニスの王子様 「幸村のテニスが始まった」と言っている時のシーンがとてもこれからテニスを始めるようには見えない件。 これ、次回、斬魄刀解放する時の描写ですよ。でも、「神の子」だもんなあ。ほんとにテニスラケットが斬魄刀の代わりに解放されて変身するくらいのことはやるかもしれない。というか、デビル赤也とか前例もあるし。人間を観客席まで吹き飛ばしても「テニスやってました」と言い張る奴等だし。今の許斐先生をヒトの常識で計っちゃいけないと思います。 そういえば、越前がバリバリ無我を使っているのに対し、幸村はまだ全然無我を使ってないですね。ラストバトルで「天衣無縫」同士で戦うと思っていたんですが、このままいくと幸村は無我の境地は使わずに終わりそうです。真田や赤也と同じように、幸村も無我使いだったことはなかったことにされそうだなあ。 エムゼロ 九澄「そーいや伊勢は兄貴にライバル意識バリバリなんだっけ」 すっかりセクハラ要員として定着していたため、読者の大半もそんなことはすっかり忘れていただろうに、それをちゃんと覚えているところが九澄の日頃の人望の厚さにつながっているのでしょう。私はそもそもあの二人が兄弟だったことを忘れていました。 伊勢弟の磁力の能力。物質の巨大化とか衝撃波のような魔法もある中では見劣りする能力ですが、そんな一見ショボい能力を発想の応用力で有効に活用していくところはジョジョ的で好きです。 それにこの磁力の魔法も、パワーを上げなくてもコントロール能力を上げれば、体に砂鉄をまぶして姿を消したり、血液中の鉄分から刃物を作り出して喉や頭部にハサミやカミソリを打ち込むことだってできるでしょう。非常に暗殺に適した能力です。デカい鎖振り回しているだけの伊勢兄の能力なんかよりも全然強いんじゃないですか。 彼が姿を消す能力だけで満足してしまう可能性もありそうですけど。夢の能力キエキエの実。 ネウロ ・ネウロにケンカを売りに行ったテラの末路予想図 笛吹たちの包囲網を難なく逃れた血族テラ。何か見えにくい道具を使っている様な動作をしていますが、直接笛吹たち刑事を傷つけるのではなく、周囲の建築物を破壊して攻撃手段にしたところを見ると、「水を操る能力」のように、ある方向に特化した鋭敏な感覚に頼った攻撃方法なのでしょう。 あの黒手袋が妙に怪しいので、両手に仕込んだアラミド繊維で何かやらかしたのかもしれません。 ここで同じく「糸使い」の早坂弟が再登場し、「糸使い」同士のバトルに、なんて想像を一瞬しましたが、『ネウロ』的にはまずありそうにない展開ですね。 ラストの煽りの「罵煉多淫泥」の当て字は狙っているとしか思えない。 弥子の手作りチョコレート。それがもらえる幸運な5〜6人とは一体誰なのか。そしてネウロが注入した魔界の養分入りのチョコレートを食べた男たちがいったいどうなってしまうのか。サンプルのドーピングバレンタインチョコレートを血管から注入(たべ)たカマドウマを見る限りでは、弥子の手作りチョコをもらった人たちはみな全国レベルのテニスプレイヤーのような超人になってしまいそうなのですが、逆にカキフライの前例のように力になってもらうつもりが全員再起不能になる可能性だってあります。 正直どんなオチが待っているのか予想がつきません。『To LOVE る』がバレンタインネタをやった時も、まさかチョコを食べたら全員発情するだなんてあまりにも必然性がなさすぎてまったく予想できませんでしたが。 ▲ |