2009/4/29ジャンプ感想(2009年22・23合併号) ONE PIECE 最下層LEVEL 6までたどり着くも、すでにエースの護送は始まり間に合わず。それでも諦めずにエースを助けようとするルフィに、クロコダイルとジンベエの元を含めた七武海二人が協力することとなりました。 自分の野望と身の破滅の原因となったルフィに対する恨み辛みはさっぱり忘れてビジネスライクにお互いのメリットを考えて協力を申し出るクロコダイルに対し、まだ許せずにいたルフィでしたが、クロコダイルの”弱み”を握っているというイワさんが抑え込むという条件で承諾。どちらかというと脱獄してエースを助けるまでのことよりも、その後にクロコダイルが野放しになることが問題なのでしょうが。 1〜3以外の元バロックワークス社員らは、会社の悪質な不法行為発覚による倒産後は、カフェの個人経営で真っ当に生計を立てていましたが、クロコダイルがウェイター姿でお食事や飲み物を運んでいる姿はやっぱり想像できません。カフェの元社員たちから「社長!お客様にメンチを切ってはいけません!」、「社長!揚げ物をする時は危ないからかぎ爪は外してください!」なんて言われているクロコダイルも微笑ましいものがありますが。 「”元”を含めた七武海2人」と言っていますが、ジンベエの方も脱獄して白ヒゲの増援までやってしまったら七武海の称号剥奪は免れないでしょうね。彼の方もそのうち肩書きの「王下七武海」のところに「元」の字が付け足されることでしょう。 BLEACH いまだに本気の出し惜しみをしているスタークと京楽、幼女と遊んでいる(性的な意味ではなく)おじさんをのぞいて、まったく歯が立たない現実を見せつけられている死神と上位十刃の戦い。 武器すら構えていないバラガンに傷一つ付けられないまま疲弊している砕蜂に限定解除を促す大前田でしたが、今回の戦いでは限定霊印は打っていないことを告白。確か限定霊印って以前の人間界での戦いでは阿散井や松本も打っていて、隊長だけじゃなく副隊長格にも打たれるはずで、砕蜂に限定霊印が打たれているのなら当然大前田にも打たれているはずですよね。おそらくあまりにもテンパりすぎていて混乱しているのでしょうね。もしくはまだ隊長が瞬閧用の横乳衣装になっていないから本気は出していないと考えているのか。 バラガンおじいちゃんの斬魄刀は斧。「刀は斧」って文脈的におかしいですが、斬魄刀のカテゴリーが槍から鉄球まで含む武器の形状をしたものなので、今更気にしない。 頭のサンゴとか片目とか、ビジュアル的には海賊っぽいイメージでしたが、こうして斧をかついでいる姿を見るとむしろドワーフっぽいです。 一方ついに帰刃形態になったハリベルはさらに露出度がアップ。ミニスカブーツというギャルっぽい姿に変わりました。帰刃形態のベースは鮫。むしろこっちが海属性でした。 ハリベルの一閃であえなく真っ二つにされてしまった日番谷。アニメでは映画のメインキャラにまで持ち上げられているというのに、原作では相変わらずの噛ませ犬扱い。人気投票でファンの さっそく 6のグリムジョーに仮面一護がようやく勝てるレベル、 4のウルキオラが(帰刃第一形態でも)まったく歯が立たず最終的には暴走でなんとかなったレベルですから、それらよりも上の十刃が隊長格一人でなんとかなってしまってはやっぱり不自然極まりなくなってしまうので、やはりこれくらいの力の差は見せてほしかったところ。 6と 7の間には越えられない壁があったとしておきます。剣八先生についてはあの人は特別だから。 しかし、そうなるとあと十刃と戦えそうなのは山本のおじいちゃんくらい。現隊長格が蹴散らされたところでヴァイザードの助太刀の流れですかね。 家庭教師ヒットマンREBORN! ブルーベルは水槽の中でどうやって発声していたのか。『キン肉マン』ではテムズ川の水底でネプチューンマンとビッグ・ザ・武道が会話をするだけでなく涙を流すという芸当まで見せたことはありましたが。 真六弔花のこの濃いメンツの中にいるとザクロがいたって普通に見えてきますね。男性向け漫画なら真六弔花の中では水槽全裸幼女の人気がすごいことになりそうですが、女性支持率の方が高い『リボーン』の場合は桔梗が強い人気を得そうです。 ザクロに「電波ちゃん」呼ばわりされているブルーベルですが、今のところは全裸であることへの羞恥心がない以外はわりとまともですよね。裸で何が悪い。むしろ仮面の人とかぬいぐるみ持ってる人とか、溶岩風呂に入る人の方が電波っぽい。 PSYREN フレデリカ、雨宮さんで服のサイズはぴったりなわけね。 元々の未来では、アゲハたちはドルキ&シャイナに全滅させられていたはずでしたが、エルモアウッドの子供たちを生き残らすことが生存フラグとなっていました。アゲハたちが宣戦の儀にいなかったのは他にしなくちゃならないことがあってだと思っていたのですが、こうなると宣戦の儀の場でアゲハたちが直接天戯たちと戦う未来もあり得るのかな。 未来世界でアゲハと未来のW.I.S.Eの戦い、現代世界でエルモアウッドの子供たちと現代のW.I.S.Eの戦い、という図式が当初の流れでしたが、これがそっくり入れ替わりそうですね。 W.I.S.Eが未来の世界に引き起こした巨大隕石の墜落。それ以前にW.I.S.Eが地球に飛来した小隕石を持ち去った件もありますし、未来世界のPSIの大気の元になるものがこの隕石に含まれているのかもしれないです。 墜落地点は思い切り日本が狙われていますが、落ちたのがあれ一つなら日本の裏側あたりはわりと無事だったりするのでしょうか。荒廃した隕石墜落地点で怪しげな連中が次々と怪しげな建築物を建造して怪しげなクリーチャーまで生産していたら、日本の裏側近くにある大国などは軍隊付きで干渉してきそうなものですが、一定規模以上の物体の墜落が起きれば大地だけでなく、地球全体に大気や海面への影響も広範囲に起きますから、被害が少なかった国も自分たちのことで手一杯なのかもしれないですね。 ぼっけさん(最終回) 終わってしまいました。サユが紅牛になったり、生き別れのお義兄ちゃんが出てきたり、人工的な菩怪だったりでものすごい急展開ぶりでしたが、最終的に主犯として警察に捕まったのが兄貴ってことは、結局南区の菩怪がやった事件って全部兄貴のせいにされちゃったんでしょうか。弟のためにがんばった結果がこれだよ。兄貴の存在がポッと出すぎて感情移入も難しいしなあ。 人間離れした嗅覚を見せていたヤノさんは、絶対この人も菩怪だろうと思っていたのですが、打ち切りによってそれが明かされる機会がなくなったのか、普通の人のままでした。 キャラクターの地味さや菩怪への変身があまりかっこよくなかったのがまずかったのかなあ。『ムヒョ』の時と比べても絵映えのしなさは確かにありましたね。 ▲
2009/4/22ジャンプ感想(2009年21号) NARUTO TVアニメ情報 『カカシ外伝〜戦場のボーイズライフ〜』 『戦場のメリークリスマス』を彷彿とさせるサブタイトルですが、十人中九人には「ボーイズラブ」に見えてしまったはずです。多分内容もそんなに間違っていないと思います。『戦場のメリークリスマス』にもボーイズラブ的なシーンはありましたし。つまり戦場といえばボーイズラブなのです。ホント戦場は地獄だぜ!フゥハハハーハァー! 異論を聞く気はありません。 バクマン。 プロダクションの社長さんは間違ったことは言ってないよね。 BLEACH 藍染「強そうな奴を適当に破面させてみたんだけど、そしたらこのヤミーって奴が戦闘能力では最強だったよ。十刃には強い順にナンバー振ることにしていたから、彼が1になるね」 東仙「え……でもこいつかなりの馬鹿ですよ。この前も腹を空かせて虚犬の餌を横取りしていましたし」 市丸「ビジュアルもイマイチやし、破面のトップたる者がこれじゃ虚園の士気も下がるでしょうなあ」 藍染「だよねえ……困ったな…」 市丸「じゃあ、彼には10をつけておいて、完全解放した時だけ0になれるという建前で納得してもらうのはどうですやろ。そんで1にはちゃんとしたのを据えておけば丸く収まるとちゃいます?」 藍染「それだっ!ビッグアイデア!」 おそらくこんなやり取りがあったんでしょうね。 今さら余り物の最下位十刃の始末をどうしょぼい戦いで付けるのかと思ったら、一気に持ち上げる作戦できました。 最高位十刃なのに何の躊躇いもなく天蓋の下で帰刃形態になっちゃっているんですが、そもそもヤミーの性格からして上からダメと言われてその通りにするわけがなかったのか、そもそも藍染が上位の十刃と見なしていないのか。 ヤミー「あ〜あ!こいつらブチ殺したらもっかい手伝いに行ってやろうと思ってたのによォ!」 ヤミー「先に死んでりゃ世話ねぇぜ…」 ヤミー「こんなカスどもブッ殺すくらいじゃ全然使い切れねえんだよ!!!」 ここは素で「?」になってしまいました。ウルキオラが倒されたのならむしろそのウルキオラを倒すほどの実力を持った一護を倒すのに力が使えるはずで、なぜウルキオラが倒されたことで一護たちがヤミーのターゲットから外れてしまったのか分かりません。なんか落とし穴トラップを食らわされた石田のこともどうでもよくなってそうですし。 あと「もっかい手伝いに行ってやろうと思ってた」って、思い切りウルキオラに「邪魔ダボケ帰ッテ糞シテ寝ロ」的なことを言われていたのにそれでも助太刀に行こうとするヤミーがなんかかわいかったり。 どうも論理的におかしいヤミーの発想なのですが、もう一度読み直してみて、実はヤミーが本当にウルキオラのことを心配していたとしたらスジが通ることに気付きました。 ヤミー「あ〜あ!こいつらブチ殺したらもっかい手伝いに行ってやろうと思ってたのによォ!」 大切な仲間を助けに行くことさえできずに倒されてしまったことに対する怒りの表れ。 ヤミー「先に死んでりゃ世話ねぇぜ…」 これもウルキオラに対する侮蔑の感情ではなく、自分の気持ちを素直に吐露できないヤミーの哀惜の感情の表れと見ることができます。 ヤミー「こんなカスどもブッ殺すくらいじゃ全然使い切れねえんだよ!!!」 仲間を失ったことに対する怒りの表れ。八つ当たりのようなものです。 この観点で見ると驚くほどすっきりとしてしまったので、久保先生も本当にこういう意図で描いたのかもしれません。そういえばウルキオラとヤミーの二人組で人間界に遊びに来たり、ウルキオラが一護に斬られたヤミーの腕の心配をしていたり、ヤミーは霊力が溜まったら真っ先にウルキオラのところに駆けつけていましたし、この二人、お互い口は悪いけど実は仲良しだったのかもしれません。はいはい、ツンデレツンデレ。 家庭教師ヒットマンREBORN! 京子に続いてハルにも本当のことを全て話したツナ。 自分がマフィアの跡継ぎだったり、そのマフィアで抗争があったり、念能力的なものに目覚めたり、10年後の未来に飛ばされたり、SF兵器が出てきたり、敵のマフィアにロリコンがいたり、頭にターバン巻いたマフィアが「我、汝らの血肉を所望す」と言い出したり、溶岩風呂コントだったりで、私だったらとうてい相手に理解できるように上手く話をまとめる自信がないのですが、ツナはどんな風に今のこのカオス極まる状況を説明したんでしょうね。UJの『バイオメガ』や『アガルタ』のあらすじを語るのとどっちが簡単でしょうか。 ボックス兵器だとかその辺の付随要素はばっさり省いて現在の自分たちが置かれている状況だけに絞って話すならなんとかなりますかね。 ハル「すごく…………ショック……」 ハル「ツナさん達が何かやっていることは知ってたけど…こんなに大変だなんて…知らなくて…」 説明の大変さ以上に置かれている状況の大変さにショックを受けたハル。「マフィア」というと漫画的にはオシャレなイメージが付くことが多いですが、実際のところは彼らは日本でいうヤクザです。マフィアのボスが「カンフー」と呼称される何かの舞を踊ったり世界一腕の立つ殺し屋にアサルトライフルで狙撃される世界はすべてフィクションです。 さて、今のツナやハルたちが置かれている状況というのは、ツナは実はヤクザの跡取りで、今はそのヤクザの組と敵対する組と抗争の真っ最中で仁義なき戦いをドンパチやっているところ、お互い死傷者負傷者行方不明者たくさん出ました。そしてハルや京子たちはツナと親しい友人だったからという理由だけでその抗争に巻き込まれることになって、それからプロボクサーを目指していた京子のお兄ちゃんはその夢を捨ててツナの組の幹部になって極道の道を歩むことが決まっていて、ツナの親友の山本も同じく野球選手になる夢や実家の寿司屋を継ぐこともあきらめて極道入りが決まっているという状況です。 好きな人が、ヤクザでした。うん、これはかなりショックですよ。しかも自分がすでに抗争に巻き込まれてしまっているとあればなおさらのことです。ハルも京子も強い子だ。 銀魂 魔人探偵脳噛ネウロ(最終回) 最終回のサブタイトルは「謎【まじんたんていのうがみネウロのゆいいつにしてさいこうのしょくりょう】」。長ッ! センターカラーの扉絵では桜をバックに卒業証書を持ったブレザー姿の弥子が手を振っています。そういえば弥子のブレザー姿は連載第一話以来(葬式の時)ですね。最初と最後だけの非常にレアな姿です。 今週の弥子の好物:ぶっちゃけ口に入れば大体好き 「口に入れば」でいやらしい想像をした人は小一時間正座すること。「身ぐるみ〜」の件についても同様です。 うん、こと食べ物(一部非食用物も含む)に関しては嫌いな物はないとは思っていましたが、あらゆる物をおいしく食べることができるっていうのは羨ましい特質だと思います。弥子が口に入れてNGの感想を抱いたモノって、母親の手料理(絵の具やプラスチック、化学薬品などの混合物)か至朗田の料理くらいですからね。弥子に嫌いな食べ物があるとすれば、薬品系だけはダメなのかもしれません。 「女子高生探偵」から「探偵」となって今も仕事を続けている弥子。シックスの事件が「女子高生探偵桂木弥子」最後の事件と言っていましたが、「女子高生」が取れただけで「探偵」桂木弥子は健在でした。以前に予想した「女子大生探偵」、「人妻探偵」の予想に近いところに来ましたが、ただの「探偵」ってことは高校卒業してそのまま探偵として就職しちゃったんでしょうかね。まあ、まだ「人妻探偵」のチャンスは残っているので私はあきらめていません。 3年後の弥子は髪を少し伸ばして大人っぽい雰囲気が出ています。クセっ気を気にしてずっとショートカットだった弥子ですが、なんですか、伸ばしても十分ありじゃないですか。 この今の髪型、読み切り版の時の髪型にちょっと近くなっていますね。 ※赤丸ジャンプ:読み切り版『ネウロ』の弥子 こうして読み切り時と連載最終回を見比べると、松井先生の絵の進化の具合もすごいものがあります。 今は同じ「探偵」でも、事件の推理ではなく事件の交渉人として活躍している弥子。四カ国語を覚え、海外のテロリストとの対話役も請け負うほどとなっていました。弥子の人間力もあるでしょうが、女子高生探偵時代から積み上がってきた知名度と、警察から裏の世界まで、弥子が各方面に持っている強いコネも武器となって、想いを伝えたい相手の要求にも応えることのできる地盤もできあがっていました。 ネウロがいなくなったことで弥子一人が『謎』をはらんだ事件の推理にも挑戦するということはせず、弥子はネウロといた時に求められていたものと同じ探偵としての資質を磨き続けていました。「「謎」の探偵は…あいつに残しておいてやるから」と。 あの最後の爆発の中を生き残り、シックスがいなくなった後の世界でネウロの帰りを待ち続ける葛西。次は血族の一人としてではなく人間の犯罪者としてネウロと戦う時を待ちます。 結局、なんだかんだで「シックスよりも長生きしたい」という夢は叶ったんですよねこの人。おめでとう。 そして3年の月日を経て、再び脳髄の空腹を満たす『謎』を求めてあの男が… こうして全202話、4年にわたる『ネウロ』の連載が終了しました。 打ち切り体勢が厳しく長期連載作品でも円満に終えられないことも少なくない少年ジャンプで、『ネウロ』は伏線を消化しきって円満終了を飾ることができました。 『ネウロ』という作品がなかったら、私がこうして今もジャンプ感想を続けることも、ジャンプを読み続けることもなかったかもしれないです。松井先生、本当にお疲れ様でした。 今後の予定ですが、『ネウロ』単体の特集として、作品中での季節ごとの弥子の衣装の変遷とか、気になったところのまとめや、コミック1巻からの再レビューなんかをやっていこうかなと思っています。 松井先生の今後の予定としては、とりあえずジャンプSQでの新作読み切りがすでに決定しています。 黒子のフープメン 今週のほぼ背景と化しかけている主人公の空気っぷりがひどいです。ベンチ陣にスポットが当たるところでもロン毛タラコが前面に出ていて主人公の立ち位置を奪ってしまっていますし。モブキャラ勢の中にもの凄く自然に馴染んでいらっしゃる主人公の存在は「気ィ抜くとやっぱ全然きづかねー」勢いです。 そろそろ位置的に危うくなってきましたが、言葉が通じなくてもアトゥムとジョシュで普通にコミュニケーションできちゃってるし、このままアトゥムとジョシュの二人がいれば最強だよね、で終わっちゃいそうですね。 To LOVE る セリーヌに続いてとうとうペケまで擬人化されました。 ペケ、女の子だったんですね。ペケの今までの言動から執事的な五十代男性あたりの性格をモデルにしていたと思っていたのですが、やはり人型にする以上は若い女の子(or それ以下の幼女)でないと『To LOVE る』的に使い道(パンチラ、脱衣、股間にリトの顔を埋める、校長に襲われる、等)がないのでこんなところに落ち着いたのでしょうか。 でもペケのメイン機能はララの体を覆う衣装なわけですから、若い女の子が変身してララの裸を包む衣服になるのはいいですが、五十代男性が変身してララの裸を包む衣服になるのはあれですね、非常にゆゆしい問題ですね。 ▲
2009/4/15ジャンプ感想(2009年20号) BLEACH ・扉絵 これ、ルキアへのイジメですよね。 ウルキオラの一矢報いた攻撃で暴走モードの虚化が解けた一護。このまま裏一護に体を乗っ取られることもなくまた人間の姿に戻れたうえに、さらには超速再生というオマケ付き。この状況、ウルキオラの側にしてみれば、ラスボス戦で相手を倒したと思ったら死に際のファイナルアタックで想定外の怒濤の攻撃を受け、それでもかろうじて生き残ってこれでやっと終わりかと思ったらケアルガ付きでまた元の形態に戻られてしまったような、そんな無限ループを思わせる絶望的な状況です。 一護「だったら、俺の左腕と左足を斬れ」 石田「黒崎…!お前…何を言ってるのか解ってるのか」 一護のマゾ発言に正気を疑う石田。腕とか足については生き残りさえすれば後で織姫に治してもらえるからどうとでもなりますが、そんなことは問題ではなく、今現在敵と殺し合いをしている最中でわざわざ自分にも均等に重傷を与えてイーブンにしてやる必要がどこにあるのかと思ったところでしょう。しかし、そもそも一護は 「自分の意志で虚園に行ったかもしれない織姫を尸魂界の反対を無視して助けに行った」 「十刃以外には卍解は出さないという縛りを付けて戦い続けた」 「冷静に戦力を分析したらウルキオラには勝てないけど戦いを挑んだ」 など、結果は考慮の外で自分の意地を貫くためだけに戦っているので、ここで裏人格が敵を倒してくれてラッキーなんて思いは微塵もなく、俺の戦いに割り込むんじゃねえボケぐらいの思いがあるのでしょう。 一方、石田の方は、一護にさらに「…石田を刺したのは……俺か…?だったらお前も俺を刺せ」くらいのことを言われるのではと色々と内心ハラハラしていることでしょう。 ウルキオラ「…俺が怖いか、女」 織姫「こわくないよ」 かつて藍染に用済みにされて孤立無援になった時に織姫に言ったのと同じ問いかけをしたウルキオラ。その時は「仲間が来たからこわくない」と答えた織姫でしたが、今もまた同じ答えを返します。しかし同じ言葉にして違う意味を持っています。 こういう余韻のある散り方はいいですね。 黒子のバスケ 100%決まる超ロングループの3ポイントシュートが緑間の能力。しかし、キャプテンが感じるところでは「もっととんでもない力を隠してる」とのこと。もうすでに表現が「技術」とか「テクニック」の類ではなく「能力」の類になっています。現実レベルでなら3ポイントシュートが100%決まるってだけでもすでに常軌を逸しているのですが(NBAの選手でも試合中の3ポイント成功率は50%を越えたらかなりのものらしいです)、これを越える緑間の真の力といったら何なんでしょうね。これがテニスだったら、遙か空中をジャイロ回転しながら落ちていくとか、ボールが分身しながら落ちていくとか、予想もしやすいのですが、バスケットのシュートでそんな動きをしても意味がないのでもっと違う方向での能力なのでしょう。とりあえずいくつか予想を立ててみました。 ・相手の3ポイントシュートを入る直前ではじき返し、そのはじいたボールがままカウンターで相手側ゴールに入ってしまうカウンター技「つばめ返し」 ・ボールに特殊な回転をかけることで、ゴールに入ってコートに落ちたボールがバウンドせずバックスピンでそのまま自分の足下にまで戻ってくる「零式シュート」 ・はるか空中でムーンサルトしながらシュートを打つことで、シュートのフォームを崩される弱点を克服した空中3ポイントシュート「飛んでみそ」 黒子が「フォームを崩されない限り」という緑間の弱点をすでに語っているので、三番目の予想あたりが結構有力なんじゃないかと思います。 べるぜバブー アシッド鈴木くんがヒルダにぶっかけたのって、以前に『To LOVE る』で出てきた「都合良く服だけを溶かすイロガーマの粘液」ですよね。 人外で男鹿よりも戦闘能力は高いはずのヒルダが普通に人間のヤンキーにつかまっていたのが意外、というか残念というか。大方の読者の予想と同じく、男鹿をケンカにし向けるための演技だと思っていたのですが。まあ、まだ分かりませんが。 私が姫川の立場だったら、いきなり人間の体を割って中から人が出てきたら、男鹿が現れたとかいう以前の問題で一目散に逃げると思いますが、こんな状況下でも動じていない姫川は結構大物なんじゃないかと思います。というか男鹿がおっさんの中から出てきたことに何よりも真っ先に突っ込むべきだと周りの雑魚ヤンキーの皆さんは思っていることでしょう。 PSYREN ・人気投票結果発表 第1位:夜科アゲハ 第2位:雨宮桜子 第3位:望月朧 第4位:雹堂影虎 第5位:カイル メインキャラが順当にトップ3に入り、脇役キャラでは影虎の兄貴が4位にランクイン。まあ影虎は現代編での活躍が格好良かったですからね。ビキニ姿の披露もありましたし、その辺が得票に反映されたのでしょう。 エルモアウッドメンバーではカイルがトップに来て5位にランクイン。フレデリカがダントツトップに来ると思っていただけに、カイルのこの人気の高さは意外でした。カイル×アゲハ的な相乗効果でカイルの人気も上がったと見るのが妥当なのでしょうか。そういえば他の2位〜5位勢も基本アゲハスキーキャラで固められています。 ヒリューが地味に6位という位置にはじかれていたり、カブトが8位止まりなのはアゲハとの絡みが少ないのも一因かもしれません。カブトは序盤はドリフトの戦いに非積極的で活躍が少なく、むしろこれから今まで逃げてきた分を取り返して活躍すると思われるので、それでもこの順位に入れたのは上出来でしょう。 あとは…かわいそうだからこれ以上は言いませんよ。 他の見所としては、WISE星将メンバーの順位が以下。 第15位:シャイナ 第17位:グラナ 第20位:ジュナス 第21位:ドルキ 第25位:カプリコ 先週散ったドルキはあれだけの登場頻度だったにもかかわらず、星将メンバーの中では下から二番目。もうあと数票でほんの数コマしか登場していないカプリコにすら抜かれるところでした。ドルキとヒリューは二人で酒を酌み交わせばいいよ。 シャオ「僕は…心を盗み、絡め取る蛇…!!」 シャオ「子供の頃はこの自分の本性を認めたくなくて…抗って苦しんだけどね…」 中二病の方は成長して治るどころか何か前向きになってすらいるシャオ。子供の頃は怪我もして無いのに腕に包帯巻いて突然腕を押さえて「っぐわ!…くそ!…また暴れだしやがった…」とかやってたりしたのかな。 シャオをかなりのレベルの そしてシャイナが奥の手を出そうとしたその瞬間、ケンドー・カシンばりの見事な飛びつき腕十時固めを決めた雨宮さん。ほんと シャイナの左腕はあらぬ方向に曲がってしまっていますから、完全に折られちゃってますね、これ。 腕一本を取られたところで動揺したその瞬間、トドメのフレデリカの炎がシャイナを襲います。が、しかし、かろうじて瞬間移動によって逃れたシャイナ。攻撃を避けるだけのつもりだったようですが、思わずサイレン塔まで逃げてきてしまったようです。「─恐怖…?」と言っているのは間違いなく雨宮さんに対してですよね。 子供時代は無口な甘党ショタっこキャラでしたが、成長して180度キャラが変わっているヴァン。何か彼の身にもの凄くいいことかもの凄く嫌なことがあったかのようです。ここまで人格変貌していると変な洗脳でも受けているのではという不安さえ感じてしまいます。 ぬらりひょんの孫 先週、あのドSっぽいお兄ちゃんがゆらの残りの制服を破く所行に走るのではと予想していましたが、今にして思えば何を馬鹿なことを言っていたのかと思います。実際にはそんなものじゃ済みませんでした。 自分の妹を式神を使って強制お漏らしプレイにさせたあげくに「これも愛」だとか言い出して、予想をはるかに上回る変態お兄さんでした。やってることはかなりストレートなんですが、「式神」、「体液」というキーワードを使うことで18禁描写になることを回避するという見事な『To LOVE る』的テクニックを使っています。 魔人探偵脳噛ネウロ ・今週の弥子の好物「土」 どこまで…どこまでさかのぼるつもりか… 土はミネラルなどが補給できて、昔は不作に陥った地域などで代価栄養として食べることもあったそうで、今も習慣として食べる人もいるそうです。 地上での回復の見込みがなくなった今、ゼラの体の魔界の門を使って魔界へ帰ること決めたネウロ。このゼラも結構な変わり者で、瀕死のネウロに襲いかかったり、「あんたは干からびてくたばるんだ!!」と嘲ってみたりしていながらも、結局はネウロが魔界へ帰ることを選択するのを期待していた様子。なんだ、ただのツンデレか。 しかし、「まるで従うために逆らっているみたい」という弥子の感想は、ジョジョ5部の「ローリングストーンズ」や6部のプッチ神父の運命論を思い起こさせるところもあります。 助かる見込みはそれしかないと分かっているにもかかわらず、魔界に帰ることを迷っているネウロ。一度魔界に帰ってしまえば、再び「今」の地上に戻ってこれる保証がないのです。 弥子「早く帰れバカ魔人。そんでさっさと戻って来い」 迷うネウロに弥子がかける言葉は決まっていました。 弥子「人間の世界は変わらない。変わらない欲望で進化を続けて…未来を作り「謎」を作る。ネウロと一緒にいて出した答え。私も同じ」 ネウロの心配を一蹴し、「私は、人間は大丈夫だから」と約束する弥子。もう一つのネウロの心配、ネウロが魔界に帰った後に残された人間の、弥子の保護を心配したことを「何と愚かな心配をしたのだろうか」とネウロに思わせるだけの進化を弥子はすでに果たしていました。 ネウロの胸元でギュっとやってる弥子の仕草がかわいいのですが、ここまでが『ネウロ』でできる最大限のイチャイチャシーンなんだろうな。ネウロが弥子の頭を持ち上げた時にキスでもするのかと思ったけど別にそんなことはなかったぜ。 ネウロ「留守は任せたぞ、相棒」 弥子を「奴隷」ではなく「相棒」と呼んだネウロ。魔界への門ができるまでの間、いつもの日常のように何気ない雑談をして時間を過ごし、そして、弥子がふと目を覚ました時にはすでにネウロの姿はありませんでした。 そして三年後、ネウロと別れて独り立ちした弥子は… ・青膿ゼラについて 伏線の張り方からもの凄い大物かと思わせておきながら、ビジュアルから中身までヘタレキャラだったゼラについてなのですが、よくよく考えると、ここでゼラに必要以上のインパクトを付けたくなかったのではと思われます。 そもそもこのネウロ以外に初めて登場した魔人ゼラの存在は、魔人が簡単に地上と魔界を行き来できないことの説明も兼ねた、ネウロが魔界へ帰るための小道具だったわけです。例えばここでゼラのビジュアルを金髪美少女なり凄みのある男なりにしてしまうと、ただでさえ「新キャラ」にして「ネウロ以外の初めて魔人」というインパクトの強い特徴を持ってしまっているキャラですから、あまりにもゼラの存在が目立ちすぎてしまうわけです。 このネウロと弥子の別れという大きな場面において、不要にゼラの存在が目立ってしまうのは作者としても不本意でしょうから、極力ギャグ要素が強いキャラになるようにデザインしたのでしょう。 ・三年後について 次週で成長した弥子の姿が描かれ、いよいよクライマックスですが、「三年後」ってことはネウロと弥子が出会ってから一年経っていなかったんですね。弥子の服装の変遷を見ていくと季節を三周していたと思っていたのですが、まあこの辺は後々まとめてみようと思います。 ▲
2009/4/9ジャンプ感想(2009年19号) ONE PIECE 10年分の寿命を代償に、生き残る可能性に賭けてイワさんの治療を受けたルフィ。でもこのビジュアルの人に鎖に縛られた状態で何かされるってだけでも精神的にかなりきついですよね。 免疫力の強制強化によって猛毒から立ち直ったルフィですが、これってルフィのアビリティに「○どく」が付いて、マゼランはおろか、あらゆる毒の効かない体にもなったんでしょうかね。 BLEACH チャド「ヤミー!!?別人じゃないかまるでッッ!」 チャド「10cm…イヤ20cmか!?別人?兄弟?シークレット…上げ底の靴?…バカなッ」 そういえば一護とウルキオラの戦いに割り込んできた時もなんかサイズ大きくなっていたように見えましたが(ロリが手のひらに収まるサイズ)、本当に態度といっしょに体のサイズも無駄に大きくなっていたんですね。 無限ループ状態かと思われたルキアとルドボーンの経験値稼ぎバトルでしたが、発生源を冷凍することで終止符が打たれました。いくら「果実の様に兵士を生む」と言っていたからといっても、本当に光合成や受粉して兵士を産み落としていたわけでもないでしょうから、「凍った枝に実が」云々は上手い事言っておこう的な比喩表現なのでしょう。 そしてルドボーンさんは次の瞬間にはヤミーの不意打ちアタックで死亡。 いや、なんでこの人さっきから自分の仲間ばかり襲っているの。一護とウルキオラの戦いに割り込んできた時も真っ先に襲ったのは仲間のはずのロリ&メノリでしたし、今回も敵には目もくれずに味方のルドボーンを倒してしまいました。つうかこいつ、今のところ敵は一人も倒さず味方にしか被害を出してないよ。役立たずよりも遙かにタチが悪いです。だから十刃の中で一人だけ放置プレイで置いてきぼりにされるんだよ。 PSYREN ・ドルキさんの思考 その1:俺の攻撃をバーストで無傷で防いだ→だから相当のレベルのバースト使いで、ライズ使いではない その2:相当のレベルのバースト使いだけど、俺の全力攻撃なら防ぎきれないはず そりゃね……カイルから遠回しに「お前バカだろ」って言われてもしょうがないよね… しかも論理の根拠が全部の「俺の攻撃」が基準になっているしね… ドルキさんが仲間内から見下されていた理由って、強さ以前にこういうところが原因なんでしょうね。 魔人探偵脳噛ネウロ 今週の弥子の好物、「塩」って… 先週は「砂糖水」だったし、そのうち「水スープ」とか出てくるんじゃなかろうか。 最終回に出てくる弥子の好物はやっぱり「まず白米ありき」かな。 海に墜落したネウロの命を救ったのは、救助を求めた弥子であり、その要請に応えた篚口であり、そして、救出手段となった救助ネットワークの基盤を組み上げた今は亡き春川でした。 シックスによって本城親子の人生が狂わされ、それが原因で刹那を一から作り上げるという途方もない計画のためにあらゆるコンピューターのジャンルに精通するようになった春川が、シックスを倒して死にかけたネウロの命を救うことになったのでした。 そしてシックスの影は消え、日常は続いていきます。 新聞に載っている陳キリト逮捕のニュース。まさか陳大和殺したのこいつか。遺産狙いの男だったし。妹が父の後を継ぐと言っているくらいだからもう二度と復帰できないような大事なんでしょうね。 日本対ブラジルの33対0の快勝はシックスがいなくなったからか。ずっと人質取られて脅されていたからね。 浅田については、「両方」やらなくっちゃあならないってのが「会長」のつらいところなんだと思います。 いまだ昏睡状態が続くネウロの前に現れたあのフード男。で、シックスとの対決前から引っ張っていたこの男、いったい何者かと思ったら… いろいろと予想外でした。斜め上にも斜め下にも。 青膿ゼラ。ネウロ以外で初めて登場した魔人です。魔界関係のキャラは回想でしか出さないんだうろなと思っていたので、ここで別の魔人を登場させてきたのはなんともとまどいすらありますね。 そして引っ張ったわりにはとんだヘタレキャラでした。ビジュアルからして雑魚臭が漂ってしまっていますが、地上ではケンカなら普通の人間にも負ける始末。髪型だけなら金髪前髪パッツン美少女キャラなんですけどね。 ただ、内臓の端が魔界とつながっているという特性によって弱体化の影響押さえて地上に適応することを可能としていました。『ゴッドサイダー』のサルガタナスですか。と言って分かる人は少ないんだろうな。 魔人の力は地上では万分の一にまで落ちてしまうということで、ネウロ以外の魔人がホイホイ地上にやってこないのはそんな理由もあるようです。赤丸読み切り版の『ネウロ』では、ネウロが魔界の「謎」を解き尽くしたことが原因で一大戦争が起き、その結果ネウロ以外の魔界の住人は死滅してしまったことになっていましたが、こちらの設定では魔界の住人は健在のようですね。 それにしても、ゼラの「魔界での恨みを晴らす絶好のチャンス」という台詞がこれ以上何も説明されなくても納得できてしまうのが困る。 ネウロに対してこのままだと「死にますぜ」と言うゼラ。 今にしてもすでに瀕死の状態なわけですが、シックスと決着を付ける前に「地上での活動が困難になった」と予告していましたしね… 症気のある魔界へ帰還する展開でしょうか。でも、魔界→地上に行くのにもフルパワー時のネウロの「強大なパワーに任せて…強引に地上への道を開いた」という程ですから、今の瀕死状態のネウロが魔界に戻ることも難しそうですね。 あのゼラの顔の穴をもうちょっと広げて体を押し入れてそっから魔界に帰れたりしないのかしらん。もしくはホースを通して症気供給機みたいにするとか。 ぬらりひょんの孫 朝、繁華街のゴミ捨て場にケンカに負けた酔っぱらいの妖怪が寝ている街ってなかなかないですよね。 しかし、妖怪・即・斬みたいなことを言っていたゆらのお兄ちゃんでしたが、半ボッコ程度で勘弁してくれていて意外と優しい人なのかもしれません。 青田坊はまだ骸の数珠で力をセーブしていたということで、確か四国のアゴオニとストリートファイトした時に一度外していましたか。わざわざ力をセーブしているのは、数珠を外してヴォルカニックモードになると三分間までしか戦えなくなるとかそんな高めのリスクがあったりするからなのかもしれません。 そしてお兄ちゃんが捜索中のゆらは、人気のないところで修行中でした。少しの間見ないうちに顔がまた変わっている気もしないでもないですが。前はもっと 『ぬらりひょん』界の「To LOVE る」キャラとして真っ先に服を破かれて柔肌を露出するポジションにいるのが彼女ですが、最近はエロ鼠とかムチ男のような変態妖怪も登場せず、破かれずにいるので自分で破くことにしたのかもしれません。あとは旧制服を破けば他に学校に着ていく物がなくなり、スク水登校に行き着くのは時間の問題です。いかにもドSっぽいお兄ちゃんがその辺は空気を読んでやってくれるかもしれません。 ぼっけさん 「しまった!ヒノのバイト先が!」 ▲
2009/4/2ジャンプ感想(2009年18号) ONE PIECE 国松「生まれつき…過度な筋肉の発達が───骨格の成長を阻んでいるそうでして…」 清水「知ってるのか………この………オカマを…」 国松「男性ホルモンが強すぎて、髪が生えないらしいですわ」 国松「ヒャッヒャ、あんたら勘違いしていなさる…」 国松「孤軍奮闘するオカマ………ん?海軍相手に闘っている?あのお方が?」 国松「あんたら、これだけ行方不明者が出ているにもかかわらず、あの看守たちの緩慢な動きをどう見ていなさる?」 国松「あの方はニューカマーランドに君臨し、多くの弟子を持ち、世の政を掌握しておられる…………」 国松「あたしらは彼師に敬意を込めて─────こう………呼ぶのです」 REBORN! スクァーロ「この船は日本行きだな。乗せてけぇ」 この人、イタリアから鮫に乗って日本まで泳いで渡ろうとしていたのか。10年後のGoogleマップでイタリア〜日本のルート検索をしたら「太平洋を鮫で横断する」って出たんでそれを鵜呑みにしてしまったのかもしれません。 PSYREN フレデリカはニーソに、マリーは巨乳に成長しました。 朧「──アゲハ君によろしく頼む。望月朧を忘れないでくれと…」 最期に残すメッセージが他の誰にでもなくアゲハにだけって、どんだけアゲハのことが好きなんだこいつは。 シャイナ「活動停止した失敗作達を核を破壊せずに廃棄した「禁人種のゴミ捨て場」。それが彼の終着駅です」 わざわざ丁寧に場所の解説までしたってことは、捨てられた禁人種が朧にリサイクルされる前フリですかね。命をもてあそぶことに関してはヒリューからも定評のある朧ですから、禁人種の死体をつなぎ合わせて融合体みたいなものを作るとか、または無傷の核を自分に移植してついでに禁人種の死体のパーツも再利用するとかそんな展開が待っているかもしれません。 魔人探偵脳噛ネウロ 元は金髪だったのが、有限の「力」を消耗してしまったことで、 こうなりました。 これも有限の魔力を消耗してしまったことで、 こうなりました。 そしてこれも、病で消耗してしまったことで、 こうなってしまいました。 二次元の刃に切断されて頭部と右手のみになってしまったシックスでしたが、頭部にも心臓を増設してあるシックスは脳さえ残っていれば生命の維持は可能でした。Xに心臓を奪われても生存できたのは本当に某大魔王のごとく複数心臓があったからなのか。 将来的には『グラディウス』シリーズのラスボスのように脳や頭部だけのラスボスになっていたかもしれません。 最後はシックスが用意した兵器(ステルス)を使ってシックスを殲滅、+空中靴舐めプレイという高難易度の屈辱攻撃で決着が付けられました。ネウロとシックスとの長い戦いもこれで終わりとなりました。 が、しかし、魔力を使い果たしたネウロに急降下するステルス機から脱出する術も、太平洋上のど真ん中で生還する術もなく、ネウロもすでに自分の死を覚悟していました。 そうして命尽きたかに見えたネウロでしたが、どこからかネウロに呼びかけるあの電人HALの声。そして篚口と救助隊によって助けられたネウロ。 魔力はともかく、一命は取り留めたようです。篚口の手引きがあったようなので、どこかにかろうじて残っていたHALの残骸が裏で何かしてくれたということですかね。でも以前に登場したHAL Uはアホの子だったしなあ。 ぼっけさん なんか打ち切りになりそうな流れですね。 ▲ |