あと先週の感想の続きになりますが、薬物使用でマックシング状態で襲ってきた灰吾を「思わず妾が殺してしもうた」と言っていた羽衣狐。「思わず」とあるように相手の勢いに押されてうっかりやってしまったわけですが、中年のオヤジが目を血走らせて服を破いて半脱ぎの状態でまっしぐらに襲ってきたら、例え大妖怪でもうら若き女子高生の体である羽衣狐様が女性としての恐怖を感じて思わず自己防衛の手段を執ってしまっても仕方なかったと思います。『To LOVE る』でいえば校長が「服など着ている場合ではありますまい」して追いかけてくるようなものです。選択肢の第一に「そくざにころす」が出てきてもおかしくありません。
リト、最後はハーレムエンドに到達しました。これがゲームなら全ての攻略対象の女の子を落とすことに成功した100点満点のエンドになるのでしょうけど、お話としてはやっぱり最後の最後でぶん投げちゃったなあという感が否めないです。リトの性格からしていつまでも優柔不断のままうろうろなんてことはなく、きちっと本命一人に絞ってくれると思っていたせいかもしれませんが。
まあでも、最後までこういうドタバタな日常が続くっていう方が『To LOVE る』らしいのかな。
とりあえず、最終話における各キャラの扱いを見ていくと…
■最終話で各キャラに割り当てられたページ数
・主人公ララ:8ページ
・リトの本命春菜:4ページ
・ヤミとのTo LOVE る:3ぺージ
・その他キャラ:4ページ