くず鉄作りの海 - ジャンプ感想ログ(2009/12)

2009/12/25


ジャンプ感想(2010年03・04号)追記


コメントや他の感想サイトさんを見たうえでの追記を。


べるぜバブ

『夜明けの炎刃王』を引き合いには出しましたが、その後でも書いたように『べるぜバブ』の当初路線は魔界の関係者がいくらでも出てきておかしくないくらいであったので、そこまで無茶な展開方針ではありません。ただ、これまでの展開を見ていくと、

初期:無敵の不良(?)の男鹿がべる坊やその他ヒルダなどの魔界の住人に振り回されながら子育てに励む(子育てコメディ)
中期:男鹿のべる坊の新親探しに始まった石矢魔最強不良決定戦(ヤンキー喧嘩物)
今:異世界バトル?

と、そこにシフトしていく土台は確かにあったものの、展開の振り幅の激しさが読者の多くに唐突感を与えているのではないでしょうか。(作者のネタ詰まりを心配する声さえあったくらいですし)
それともう一つ大きいのは、初期路線では魔界の存在はあくまでベル坊やヒルダ、アランドロンなどの日常を異常にさせる人外キャラを登場させるための付加設定でしかなかったことです。後ろ姿だけの登場だったベル坊の父親などは完全に大魔王バーンのパロディでしたし、元々本気で魔界に関する設定を前面に押し出してくる気はなかったと思われます。
それが今回、おまけの設定程度と思われていた部分が急にメインに展開されることなったので違和感を与えてしまっているのでしょう。
似たような設定を持つところでは異星人が数多く登場した『To LOVE る』や、魔人が主人公だった『魔人探偵脳噛ネウロ』などがあげられますが、『To LOVE る』に関しては異星に行く展開はごくまれに限られる1話限りのハプニングイベントに止められていましたし、『ネウロ』に関しては魔界はあくまでネウロと弥子のギャグトークの中でたまに語られる程度で、魔界の住人も最終回間際に青膿ゼラ一人が登場したくらいです。

まあ、今週それっぽいフリが行われただけで、本当にこのまま魔界バトルの展開になるとは限らないのでまだ『べるぜバブ』がどうなっていくのかは分からないのですが。



BLEACH

異形のモンスターに変形した東仙が狛村に対して「醜いな」と突っ込み待ちかと思われるようなセリフを吐いたことですが、これは初めて帰刃形態になって世界を視ることができるようになったものの、当の自分が今どんな姿をしているのかには気づけていないという皮肉なのでしょう。
虚の帰刃形態はその性質や性格にも結びついていますから、他の破面と比べても一際異形の醜い姿と化した東仙は醜く歪んでしまった自分の心にも気づけていなかったわけです。


2009/12/23


ジャンプ感想(2010年03・04号)


ヨップル

べるぜバブ


いや、真面目に書くと、『べるぜバブ』の場合は初期から魔界や悪魔関係者の設定は出てきていたし、べる坊も電撃や尿漏れの大洪水などバリバリに超常能力を発揮していたので、唐突に魔界編に突入し、しかもそこでバトル展開になりそうなことに関してはそれほど無理矢理なことではありません。
だがしかし、今回の『べるぜバブ』にこれを想起する人は決して少なくはないはずで、少年ジャンプという漫画に残された傷跡というものはそう簡単には消えてはくれないのだなと思います。まるで杜王町に吉良吉影が残した傷跡のように…



トリコ

平面に落書きしたかのようなシンプルなトミーロッドの顔面ですが、顔芸の多様さは他のキャラと比べても抜き出ていますね。虫を扱う気持ちの悪いキャラとしてのインパクトはいい線をいっていると思います。
実力的にはスタージュンやグリンパーチと並ぶ副料理長クラス。しかし今の印象だとトリコが本気になったスタージュンやグリンパーチと戦ってもあまり勝ち目はなさそうなところ。トミーロッドの副料理長としての実力が本体の性能によるものなのか、それとも使役できる虫の性能によるのかも気になるところです。場合によっては相手の虫の性質を利用して勝つなどといった展開もありえるかもしれません。
もう一つの可能性は瀕死のダメージを受けたトリコがセンチュリースープを飲んでパワーアップするということですが、リーガルマンモスで同じ展開をやっているだけに、今回もまた同じ流れでトリコをパワーアップさせてトミーロッドを撃破というのはあまりやってはほしくないところです。



BLEACH

自らの意志で虚化の道を選び、死神を捨てた東仙が得た帰刃の能力「清虫百式・狂枷蟋蟀(グリジャル・グリージョ)」。

べるぜバブ

これはひどい。

護邸十三隊の隊長と呼ばれていた頃の威厳もなく、外見はもはや蠅のモンスター。蠅と言えば悪魔属性ではベルゼバブと関連づけられて帝王の威厳も持たせられるかもしれませんが、他の上位十刃たちの帰刃形態と比較するととても悲しいことになります。しかも、鈴虫のはずだったのに何をどう間違ってに帰刃してしまったのでしょう。ちょっとどころのうっかりさんじゃすみませんよ。眼の見えない彼にとっては鈴虫と蠅の区別を付けることも難しかったのでしょうか。

東仙「──それがお前か、狛村。思っていたより…醜いな

今週のお前が言うな大賞。
狛村隊長もさすがにこれには困った顔というか、ひいた顔すらしています。というか、蠅の分際で狛村隊長のモフモフ癒しフェイスをdisるとか、身の程知らずもいいところです。お前なんかはバルサンでダニや蚊と一緒に駆除されてしまえばいい。
とりあえず、言動からして東仙が帰刃したのは今回が初めてのようなので、彼はまだ己の姿を見ていない可能性があります。彼に鏡を見せたら発狂するかもしれません。今からでも遅くないから誰か鏡を持ってくるんだ。

帰刃した蠅の前に敗れてしまった狛村隊長。しかしトドメを刺そうとするその一瞬の隙を付いた檜佐木。帰刃の力に溺れ、「眼が見えない時ならかわせていた」はずの一撃に仕留められてしまいます。
まだ死神だった頃ですら格上の隊長格で敵わない力を持っていた東仙を、誰の手でもなく自分の手で始末すると言っていた檜佐木。彼はまさにその言葉通りのことをやり遂げてみせたのです。

本当によくできた死神です。同じ副隊長でも覚悟の持ち方がどこかのグラサンとはまるで違います。これが射場だったら、おそらく東仙が帰刃した時点で「なんじゃあこのキモいのはーーー!!」と言って隊長を見捨てて一目散に逃げていたはずです。



バクマン。

当初はデレ成分皆無のツンツン娘だった蒼樹嬢の変わりぶりが驚異的ですね。最近はデレに加えて天然成分まで付け足してくるとか、もう露骨な蒼樹嬢のプッシュが感じられます。
この蒼樹嬢の変わりぶり、『バキ』後半の松本梢江から『グラップラー刃牙』の頃の松本梢江に変貌するくらいのインパクトに匹敵します。ごめん、今不適切な例えをしました。
例えるなら、初期に出てきた『バキ』蒼樹紅は人のいいヤクザにスネ蹴り連打しても謝りすらしないけど、『グラップラー』蒼樹紅は人にスネ蹴り入れたらちゃんと誤るし、そもそもそんな失礼なことをしません。ごめん、やっぱり不適切な例えでした。

今週の加藤さんの引き顔に中井の破滅の末路が見えましたね。

そして蒼樹嬢のパンチラ指導員を買って出た福田。「俺がパンチラの描き方を教えてやる」ってセリフをこれだけ格好良く言ってのけることができるのは世界広しといえども彼くらいでしょう。



PSYREN

今週の1コマ目、顔は出ていなくともすぐに祭か雨宮さんのどちらか分かってしまうという。

おでこタッチに照れるアゲハ。時折雨宮さんのやるナチュラルなイチャイチャ行為は狙っているのか天然なのか。でも、これまでに雨宮さんがヒリューやカブトに対してこういうことをしたことはないから、やっぱりアゲハ限定なのね。最近では雨宮さんをアゲハと取り合うどころか雨宮さんとの絡みすらなくなっているヒリューくん、あなたは今どこで何をしていますか。この空の続く場所にいますか。

遊坂にちょっと怪しさを感じるなど。ただの展開上必要な使い捨てのキャラにしては、イケメン、色黒、大食い、という濃すぎるキャラ設定を持っていて、このままちょい役のままで終わるようには見えません。現状協力的すぎる態度を取っているのが逆に怪しさを感じてしまい、カードキーを渡す時に祭の手を握っていたのも何かの伏線に見えてしょうがないです。



ねこわっぱ!

幼女を酔わせて前後不覚にしてしまうとか、鬼畜過ぎでしょう。



宇宙のSPARROW(読み切り)

ストーリー自体は読み切りとしてはよくあるパターンで、まとまってはいるけど可もなく不可もなくなところだったんですけど、変人ヒロイン朝緒カユのキャラクターが好きでした。



家庭教師ヒットマンREBORN!

骸「あなた程の男ならわかっているはずだ。幻術で彼らの技を知ってなおのこと、真6弔花は強いと」

この骸の言葉に不適に微笑む真6弔花たち。って、そこは額面通り受け取って笑うところじゃないでしょう。まんまと幻術にかかってボンゴレを無双して俺たちTueeeeee!!状態で浮かれていたら全部幻覚でしたで、そのうえその幻術に翻弄されて逆に手傷まで負わされる始末だったんですよ。
これじゃああんまりだからと、「それでも真6弔花は強いんですよ」と敵である骸にフォローまでされる有様。ほんとまだ自分たちが優位に立っているかのように笑っている場合じゃありませんよ。
あと骸くん、雲雀は空気の読めない子だからせっかくのフォローもしれっと台無しにしたかもしれませんよ。

そしてボンゴレの総勢力がそろったところで改めて切って落とされるボンゴレ対真6弔花の戦い。その決戦のバトル・フィールドについに最後の真6弔花、GHOSTが現れました。全裸で。
野生度高ッけ〜〜。
さすが最後の真6弔花、なかなかの覚悟とアブノーマルっぷりです。この激しい戦いの場に、まるで散歩でもするかのように悠々と闊歩しています。全裸で。
GHOSTさんはコンビニに買い物に行く時とかもこの格好なんでしょうか。電車に乗る時もSUICAだけ所持してこのスタイルで行くのでしょうか。そしてお年寄りに席を譲ってあげたりするのでしょうか。全裸で。


2009/12/17


ジャンプ感想(2010年02号)


ONE PIECE

白ヒゲの矛先で「ブゥーン」と鳴っている表現は覇気ってことでいいんでしょうか。地震の能力と結びつけるには無理があるから、覇気をまとった攻撃を繰り出しているということですかね。そういえば、九蛇島でもアマゾネスたちが弓矢などに覇気を付加して攻撃をしていましたっけ。
覇気持ちって先天性の非常にレアな属性と思い込んでいましたけど、これくらい九蛇島じゃ日常茶飯事だぜな扱いになっていたことを考えると、修得難易度は高いにしても一握りの人間だけにしか覚えられないということもなさそうですね。ダイアモンド・ジョズの攻撃でも青キジが少しだけダメージを受けていますから、上位海賊はだいたい覇気を持っていると考えていいのかな。なんだかんだで覇気についての詳しい説明ってまだ何もなされていないから、今のところは五月雨で出てくる情報から推測するしかないですね。

そして相変わらず出オチなイワンコフ。出オチインパクトの高さでいえば七変化企画並の気合いを入れたメイクとヘアスタイルで登場するマユリ様といい勝負をしています。いや実際、顔面ネタオンリーでここまで豊富なヴァリエーションで引っ張れるのはすごいですよ。



NARUTO

ダンゾウの右腕に隠されていたのは大量に埋め込まれた車輪眼。趣味は眼球蒐集ですか。確かにあんまりおおっぴらにはできない趣味です。木の葉の忍たちも、綱手のようなギャンブル癖くらいなら「困ったものだ…」で多少は目をつぶって済ませてくれるでしょうけど、眼球の蒐集が趣味で、かつ、それを体内に埋め込んでしまうほどの重度の眼球フェチとまできてしまうと「さすがにそれはひくわ…」で目をつぶることもできなくなり(眼球だけに)、最悪、協会のお偉いさんたちから「火影の品格に問題あり」と批判を受けてその地位すら危ういものになりかねません。
そういえば『トリコ』にも目玉フェチの人がいましたっけ。ダンゾウはあの人とならいいお友達になれるんじゃないですか。
この車輪眼は殲滅させたうちは一族の眼を総取りしたものですかね。今となってはうちは一族の生き残りはマダラとサスケだけとなってしまいましたが、ダンゾウがゲットした車輪眼が増えていった場合、これって右腕だけでなく体全体まで車輪眼で覆い尽くされることになるんでしょうかね。さすがにそれはひくわ…
ダンゾウさんは妖怪百目を目指しているのでしょうか。正直、それはやめておいた方がいいです。実用性云々の前にビジュアル的に雑魚キャラです。『BLEACH』でも似たようなビジュアルをしたアモーレの人がいましたけど、白哉に一蹴されてとても悲惨な結果でした。『幽々白書』の飛影だって本気を出すと百目形態になるという特性を初期設定に持っていましたが、このビジュアルはマズいと判断して、早々に百目形態は捨てて邪王炎殺拳とい代替のパワーアップ手段を得ました。そして見事に百目飛影は過去のものとなって黒歴史化することに成功したのです。飛影はそんな姿しない。



BLEACH

驚き顔の狗村隊長がいちいちかわいくてモフモフしたくなるわけですが。


東仙「…愚かな事だ。私のこの力を目にしても、未だ卍解如きで私を倒せると思うか…」

うーん、あなたが虚化してからしたことって、狗村と檜佐木に軽傷を負わせたの追い打ちを躊躇う無防備の檜佐木を刺したことくらいですからね…
むしろ元々格下だった檜佐木に一本取られたくらいで、「あれ、意外と大したことなくね?」程度の評価しか今のところ得られていないと思います。

東仙「何とも不便な卍解だな、狗村。その強大な破壊力ゆえに…敵を一撃で倒せぬ事など、まして反撃される事など考えた事も無かったのだろう」
東仙「今の状況でのその言葉は、負け惜しみに聞こえるぞ、狗村」

狗村隊長の受けたダメージ:右腕にかすり傷
東仙の受けたダメージ:左腕粉砕骨折

危なかったですね。超速再生能力がなかったらどう考えても負け惜しみにしか聞こえませんでしたよ、東仙さん。
というかですね、東仙は巨大ロボを動かすロマンがまるで分かっていない。利便性だとかそういう次元の問題じゃないんですよ。



家庭教師ヒットマンREBORN!

チョイスのところまでは良かったのに、修羅開匣を始めてからまるでいいとこなしだった真・六弔花。今週でようやく真・六弔花たちのちょっといいトコ見られたかと思ったら、実は幻覚でしたというオチ。ボンゴレ側の成長した強さをアピールしたいのでしょうけど、これまでに出てきた仮・六弔花を差し置いてまで登場させ、マグマ風呂という一発芸まで仕込んだ入念な前フリまでして圧倒的な強さを誇らせていた真・六弔花だったのに、今となっては真・六弔花(笑)で呼ばれてしまいそうな勢いです。
まだ白蘭側には切り札(GHOST)もいるから、そいつらを活躍させるために真・六弔花の性能をあえて落としたのか、それとも話をシメの方向に持っていかせたいから解消されていない敵勢力はどんどん消化していこうとしているのか。



トリコ

いきなり相手に抱きつきざまに刺してくるとか、トミーロッドさんマジヤンデレ。



ぬらりひょんの孫

首無は胴体から離れすぎると完全に生首妖怪だね。特に今週の1ページ目など。
そういえば首無って元になっている妖怪はあるのかな。適当に検索してみた限りでは該当するものは見付からず、また、「首無」と言うと普通は首だけではなく頭部そのものが無い存在になりますよね。首無し地蔵とか首無しライダーとか、これらも「首」というのは頭部のことを指していますし。
いや、もしかしたら、今まで首無の頭部と思っていた物はフェイクで、本体は胴体部分のみだったりするのでしょうか。妖怪なんだからそれくらいの可能性は十分に考えられます。
または反対に、「首無」という名前すらもフェイクで、浮いている頭部のみが彼の本体ということも考えられるかもしれません。胴体の方は適当に乗っ取った人間の体を借用しているだけで取り替えも自由にきくのかも。冥法王ベースのようなかんじで。
妖怪で当てはめるなら飛頭蛮でしょうか。

リクオに自慢の武器であった茶枳尼を破壊され、潔く敗北を認めた白蔵主。誰にも負けないと思っていた自慢の巨大で強靱な相棒を跡形もなく粉砕されてしまったのです。物理的なダメージはおろか、もはや生物の雄としてオシマイです。
そんな白蔵主にリクオは、「死んだ気になって」力を貸してくれといいます。これからは雄として生きてきた人生を捨てて、雌として生まれ変わってみないかということでしょうか。その辺の新しい人生へのレクチャーについては天邪鬼あたりがうまくやってくれることでしょう。名前も白蔵主から白尼とかに変えておけばいいでしょう。


2009/12/8


ジャンプ感想(2010年01号)


ONE PIECE

三大将に予想通りルフィの攻撃は通じず。どう頑張っても物理攻撃が効かないロギア系には正攻法じゃ勝てないですね。覇気でどうにかなるという可能性をのぞいたら、青キジや赤犬は炎、氷系統の物をぶつけてやればダメージを負わせられるんでしょうか。黄猿にいたってはもう、どうにかできる気もしないですけど。

片足を切られ、心臓も貫かれながらも最後に白ひげの船ごと仲間を侵入させたオーズ。そして白ひげもすでにHPのフォントがオレンジ色の状態になっていますが、それでも部下を奮い立たせて先頭で指揮を執ります。
以前からの病(?)に加え、スクァードから受けた想定外のダメージで序盤からハンデを負ってしまっている白ひげ。シチュエーション的には世界最強の海賊が倒れることになるには十分な材料がそろってしまっています。むざむざと負け死にすることはないでしょうけど、ここで白ひげが倒れることになる可能性は高いですね。
そしてついに動くガープとセンゴク。センゴクについては戦闘における実力未知数でしたが、先週の特別編で海軍トップとして相応の戦闘能力も持っているらしいことは分かったので、彼も戦闘に出てくるのでしょうね。しかし、元帥や大将のようなキャリア組の頂点の地位にいても現場クラス以上の戦闘能力が求められるって、ほんと『ONE PIECE』世界の海軍は条件の厳しい職種ですね。通常下っ端からの現場叩き上げでの軍人って、ノーキャリアで昇進できても大尉までが限界、キャリア組で最初から少尉から上がっていくような人は現場からは遠いところにいるので戦闘能力は要求されないものなんですが。まあ架空世界の海軍組織の話なので、ノーキャリアは大尉までにしかなれないという制限もないのかもしれないですけど。確かコビーも「大将になる」と言っていたし。



NARUTO

>サクラはサスケに出会ったらまず刺すかもしれません。

46号の感想でこんなことを書きましたが、ほんとに殺るつもりだったのね、この子ったら。ツンデレの次はヤンデレで攻めますか岸本先生。あれをツンデレと呼ぶのは私も抵抗がないわけではないですけど。
しかし、これだとサクラは本当にナルトのことは特に好きでもなんでもなく、サスケを刺した後に後追い自殺でもしてしまいそうな勢いですね。後に一人残されるナルトが本当に悲惨です。いや、下手したらサスケをめぐる邪魔者であるナルトもサクラに刺されてNice boat.な展開になることだってありえます。
ナルトは『駿河城御前試合』における藤木源之助のポジションだよなあ。基本的に報われないよこいつ。すると香燐はさしずめ”いく”か、と思ったけど、サスケに路傍の石ほどの扱いしかされていないことを考えるとこの子も報われない子だね。



トリコ

爆虫:捕獲レベル10
起爆虫:捕獲レベル25

爆虫ですでにトロルコング以上の捕獲レベル。爆破のためだけにトミーロッドに一撃で切り裂かれた起爆虫に至ってはデビル大蛇を越えているんですよね…
捕獲レベル=戦闘能力の高さ、には単純には結びつかないので捕獲が困難とか他の要因によってレベルが上がっているのかもしれないですけど。

トミーロッドはどうやってあれだけでかくて大量の虫を体の中で飼っているんだろうと思っていましたが、「孵化せよ」と言っているってことは、体内では卵の状態で保管しているってことでしょうか。まあ、そこからどうやって成長して大きくなっているかは分かりませんが。
彼が食事を取る場合、その栄養の大半は体内で養っている虫たちの養分に回されてしまうのでしょうか。もしくは親が子に食べさせやすくするために一度口の中でかみ砕いて消化させてから食べさせるように、彼が口の中で租借した物が………やめましょう、なんか気持ち悪くなってきました。
結論:トミーロッド副料理長キモい



家庭教師ヒットマンREBORN!

真・六弔花、急激に弱体化しているなあ。今の真・六弔花だったら、マグマ野郎とかマグマ風呂に漬けたら普通に焼け死ぬんじゃないですか。

雨の守護者に晴の守護者に、初代ボンゴレファミリーの幹部達って副業持ちが多かったんですね。パッショーネのように目立つことを嫌って表向きの職業をカモフラージュする傾向があったんでしょうか。しかし、初代ボンゴレの幹部達は基本召集率は悪かったようですね。雲の守護者は協調性なし、霧の守護者にいたっては下克上しかねなかった問題児。
それにしても、マフィアの抗争で一方が危機に陥った時に神父がボクシングで救援に駆けつけるって、もう何が何だか分からない世界観です。

元ボクサーにして、人を殺めてしまったことを悔いて神父となり、しかしマフィアのお仕事もしていたって、聖職とマフィアの癒着が見て取れる由々しき事態です。「ゴッドファーザー」ってどっちの意味で言っていますか的な。あと、18世紀頃までの素手でのベアナックル形式で行われていたボクシングでは死者が出ることも珍しくなかったそうです。、
3分1ラウンド制、グローブの着用などの現代のボクシングの基本ができたのが19世紀後半のことで、ボクシングの歴史は比較的新しいです(ただしボクシングの原形となるもの自体は古代から存在した)。初代晴の守護者がボクサーをしていたのもこの頃でしょうか。ボンゴレファミリーは現在で10代目ですから、一代ごとの平均任期は15年前後とわりと短命であったことが分かります。まあマフィアの世界ですから、不慮の事故で死んだボスも多かったのでしょうね。



賢い犬リリエンタール

「好敵手」とか「末端」とか、さほど難しくもない単語にわざわざ注釈を付けているのが気になります。少年ジャンプの本来のターゲット層である少年層の中でも、さらに下の層(小学校低学年あたり?)をターゲットにしているから少しでも難しい単語を出す必要が生じた時には注釈を付けるようにしているのでしょうか。
しかしこの勢いで注釈を付けていたら、『BLEACH』とかコマの枠外が注釈でびっしり埋めつくされかねませんね。




バクマン。

最低


「誠死ね」に代わる言葉として「中井死ね」が生まれる予感。



PSYREN

雨宮「大した偏見ね…サイキッカーはまともじゃないとでも言いたいわけ?」

あの…雨宮さん、あなたが言うと説得力が…



ピューと吹く!ジャガー

今週の『リリエンタール』をネタにしているのかと。