くず鉄作りの海 - ジャンプ感想ログ(2006/06)

2006/6/29


ジャンプ感想(2006年30号)

今週は『テニスの王子様』が「作者取材」により休載。特に新展開を間近にしたわけでもない今になって何を取材に行くのか気になるところですが、元テニスのインストラクターという経験を生かしてリアリティ溢れるテニスの描写をする許斐先生のことです、今後の展開のためにリアリティの元となる体験を積んでいたのかもしれません。あり得るとすれば、大学病院で脳検査を希望して、うっかり「無我の境地の先を教えてくれ」と口を滑らせて医師に違う理由で脳の検査をされてしまったか、毒砂の前でせっせと毒手の鍛錬を行っていたかでしょう。


『BLEACH』

斬魄刀解放をするルピ。それを止めようと今頃になって卍解する日番谷くん。始解の状態で未解放状態のヤミーに傷一つ付けられなかったくせに、出し惜しみしていた意味が分かりません。力の出し惜しみっていうのは普通、格上が格下に対してするもんでしょうが。そろそろ自分の立ち位置を把握した方がいいと思います。
さて、ルピの斬魄刀解放は背中から生える8本の触手。なにやらこの前の『To LOVE る』に出て来た触手マシーンみたいのが出て来ました。なに、この「クリ○ゾン」あたりが歓喜しそうな斬魄刀解放は。触手マシーンなんてものが出て来た日にはすることは一つ、日番谷くんの貞操の危機です。ショタ向けの需要もしっかりカバーと、律儀なところを見せる久保先生です。
この触手マシーンもリモコン操作一つで日番谷たちを縛ったり、体をまさぐったり、服を破ったりするのでしょう。しかも8人まで同時に相手できるとマルチプレイ対応ときたもんだ。日番谷やハゲの野郎どもはまだともかく、今回は松本副隊長もいます。すでにその存在自体が18禁に近い、歩く巨乳、松本副隊長にこんなものを仕掛けた日にはジャンプの回収騒ぎになりかねません。



『アイシールド21』

ヒル魔とムサシの口論は芝居、阿含をあえて無視することで裏をかきました。とはいえ、セナの脚が限界に来ていたのは芝居でもなく本当っぽいですね。
そしてほったらかしにされた阿含、人生初の放置プレイです。寂しがり屋なのか、人に構ってもらえないなんて事自体が初めてだったのか、メチャクチャ怒ってます。
セナに「もっともテメー以外じゃ、俺に殺されに追いつく事もできやしねえだろうがな」と言っていましたが、この台詞、二言、三言目には「カス」、「カス」言っている阿含としては、これでも最大限の親しみを表す台詞だったのでしょう。そのセナに構ってもらえなかったことに腹を立てているのかもしれません。



『魔人探偵脳噛ネウロ』

ネウロの侵入を退けたHAL。まだ小手調べの段階とはいえ、ネウロの『謎』解きが防がれたのはこれが初めてじゃないでしょうか。「…もしやこれが…究極の『謎』なのか…?」と今までで一番の手応えを感じた『謎』に期待を込めるネウロ。今回で本当に「究極の『謎』」にたどり着くということはないと思いますが、今までにない長編になりそうな展開ですね。
さて一方、二人の春川たちの方では異変が起きていました。春川の知らぬ間にHALの暴走が始まっていました。春川の目的は純粋な知的好奇心でとどまっていましたが、HALの行動はそれだけにとどまっていませんでした。何百という人間を電子ドラッグの中毒にし、さらには武器の密輸と、大規模な行動を起こそうとしていました。パトロン編での密輸武器の伏線はここにつながったわけですね。同じ人格でありながら、生まれた環境の違い、または手にした力の違いがHALの暴走につながったのでしょうか。
HALが行動を起こすにあたってまず最初の邪魔者となったのは、他でもない、春川でした。
HALに操られて春川を殺害しようとする朝永と小柴。せっかく名前が公開されたのにいきなりこんな役ですか。

さてここで問題です。
春川が二人に暴行を受けているところを見た江崎志帆さん。教授である春川のことは以前にも「身の回りのお世話をしてもいいかも」と言っており、少なからず気もあった彼女。その彼女が取った行動を次の内から選びなさい(複数選択可)。

1. 暴行を止める
2. 救助を呼ぶ
3. 春川の安否を心配する



・解答



1. 暴行を止める




2. 救助を呼ぶ




3. 春川の安否を心配する





4. トドメを刺す


少年少女にトラウマという名の思い出を残したであろう今週の『ネウロ』。さすがは松井先生、俺達にできないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ。
しかし江崎さんは歯折れてないんでしょうか。三刀流がマスターできそうな噛筋力です。いつかゾロにもやってほしい技ですよ。技の名前は「一刀流・蛇圧(ダーツ)」とかで。

今回、また電子ドラッグ中のQRコードが出て来ました。しかも今回は塗りつぶし済みで、前回のようにわざわざ自分で塗りつぶす手間も省けますね。メッセージの内容も追加されていました。


(そのままスキャンした画像を読み取ろうとしても印刷の滲みのせいか、うまくいかなかったので、ちょっと整形してます。)

今回のメッセージは↓の通り(Ctrl + Aなどで色反転させてください)

HALの台詞の中で気になるのは、「私が1人だった時に決めた事だが」という部分。HALは春川を「私」とは呼んでいなかったとなれば、この「私」は電子体であるHAL自身に他なりません。それが今は1人ではないということは、すでに大規模な行動を起こすために自分のコピーをいくつも作っているのでしょう。本当にホーガンの『造物主の選択』や『マトリックス』の100人スミスのようなことになってきました。



『太臓もて王サーガ』





『エム×ゼロ』

今週は柊・父の登場はなし。昨夜食べたサバにあたって寝込んでいるとのこと。これにより、私はこの漫画の真の萌えキャラが柊・父であることをさらに強く確信しました。
だって、あんな肉とワインしか所望しなさそうな顔した男が、親子団らんでサバを食べてそれにあたって寝込んでいるというのですよ。呪文の朗読をしようとして舌を噛むなんてわざとらしい行為よりもはるかに萌えキャラとしての要素を満たしているでしょう。



『みえるひと』

明神の特訓のために澪が作った剄シャボン。20世紀前半のイタリアの波紋使いが創始したと言われる伝統的な剄の修行法です。より高度のレベルになると、シャボンにカッターを融合させることも可能といいます。

ゴウメイとコクテンのコンビがなんともかわいいです。シャボン玉を羨ましがっているゴウメイがなんとも素敵。ハセ編あたりまでは、ひめのん以外はあまり魅力のあるキャラクターはいなかったんですが、ここ数週に至ってキャラクターの描写が映えてきたと思います。
今週の回想シーンで登場した雉ノ葉のおじさん、ツキタケの父親でしょうかね。
真霧が全財産を費やして手に入れたクロックラビット。なんと自分の周囲の時間を狂わせることができるとのこと。
真霧「…そしてこいつです。時間を狂わせるんですよ!!」
雉ノ葉「…ウサギ…?」
真霧「18秒遅れている!!」
確かにすごいけど………なんか水をお湯に変える能力と同じくらいに微妙な能力じゃないですか。
これに「全財産を費やした」という一言さえなければ素直に「すごい!」と驚いていたところですが、今はこれに全財産を費やしたということの方に驚いています。
能力如何よりも希少性による価値であるということは分かってはいますが……ゴーレマンのキン消しに5万、6万出すのと同じ心境なのかもしれないですね。
雉ノ葉の「やれやれ…あんな男じゃなかったんだが………!!」という言葉がなんとも切実に響いています。


2006/6/22


ジャンプ感想(2006年29号)

『テニスの王子様』

前回、試合中に光ったり、トリップしたり、「無我の境地の奥の扉」だとか気の触れたようなことを話し出したり(これは千歳に限ったことではないですが)、好き放題してくれた千歳ですが、今回もさらに好き放題、大会中なのに、レギュラーなのに、いきなり退部して出て行ってしまいました。まさに立つ鳥跡を濁す、好きなだけ引っかき回して出て行きました。
「さよならなんかは言わないで」とばかりにメンバーには何も言わずにバッくれる千歳を好きにさせてあげようとする四天宝寺中の監督やメンバーの人たちも寛大ですが、あれだけの怪現象を起こしていった千歳のことをただ一言、「ホンマ不思議なやっちゃ」で済ませてしまう小春くんも違う意味で寛大だと思います。
しかしまあ、いくら勝つためとはいえ、堂々と薬物でトリップしながら試合をしてしまったからには今さら何食わぬ顔で大会に出続けることはできないでしょう。オリンピックでドーピング行為がバレれば選手生命を剥奪されます。千歳の場合、常日頃から常用していた疑いもあるので、退部だけで済めばいいですが、下手をすれば退学、さらに悪ければ捕まって少年院送りです。

さて、「無我の境地」を極めた異星人にすら「人間には入れない領域」である「天衣無縫の極み」、そこに近いのは、手塚が考えるのは越前、千歳が考えるのは金太郎。
ところで「天衣無縫の極み」ですが、今度はどんな怪能力になるんでしょうね。「天衣無縫」の言葉の意味は、以下の通り、

>てんい-むほう 1 【天衣無縫】
>(名・形動)[文]ナリ
>〔天女の衣には縫い目がないということから〕
>(1)詩歌などにわざとらしさがなく自然に作られていて、しかも美しいこと。
>(2)性格が無邪気で飾り気がない・こと(さま)。天真爛漫(てんしんらんまん)。
>「―な人柄」
(「goo 国語辞書」より)

なるほど、今回の場合、(2)の意味で使われていそうですね。ん、無邪気?天真爛漫?
そういえば、「○○は純粋であるが故…」と評され、さらには「無我の境地」を使いこなしていた男がすでにいましたよね……



男子中学生Kくん(14)

い…いた!こんなところにいたよ…「天衣無縫の極み」に最も近い、つうかすでにその域に達しているかもしれないヤツが!
立海の真田に武士口調で「未だ出来ぬ技」とまで言わせた、手塚本人以外には完全にマスターした者はいなかった手塚ゾーンを完璧にコピーし、さらには「無我の境地」を極めた者にしかできない「百練自得の極み」までもを自分のものした樺地がいました。何の反論の余地なく、今「天衣無縫の極み」に一番近いのは彼であると言えます。
青学は越前ではなく、今すぐ樺地をスカウトしてきて試合に出させるべきです。


『エム×ゼロ』

魔法を使うにもそれぞれの相性に応じた魔法を選択するということで、茶髪の娘は強化型、伊勢・弟は変化型、ぬいぐるみの娘は操作型らしいです。ぬいぐるみの娘がぬいぐるみに針を刺している姿がネフェルピトーとポックルのアレにしか見えません。同じ操作型だし、成長したらいずれは同じことをやると思います。
さて一方、愛花の方はというと…



九澄「ヤベー…ツ…ツボに」
あはは、そのまま舌噛んで死ねばいいのにかわいいなあ。
いやあ、男心を逆なで……くすぐるのが上手い娘です。
でも個人的にはこっち↓のがかわいいと思います。



さて、今回も親バカぶりを見せる柊・父の行動がかわいいです。普段人前では厳しい教師、家では家族に優しいデレとのことですから、これが本当の意味でのツンデレです。しかし、血のつながりのある意味での「パパ」であるのなら確かに微笑ましいのですが、これが援交的な意味での「パパ」であった場合はどうでしょう。一教師が交際相手の女子生徒のためにエコひいき、どころか、他の男と仲良くしそうになるのを血眼になって止めようとしているのです。うん、非常にドロドロとしてきましたね。
そして問題の中心にいる愛花は、上記のような、天然を装ったかわいさアピールをして虜にする男を増やそうとしているのです。こうやって自分に服従する男を増やしているわけですね。自分の思い通りになる駒は多ければ多いほどいい、テンプテーションの使い手です。ロマサガ2でロックブーケが使っていた技です。



『ムヒョとロージー』

ムヒョを刺し殺して幸せ最高潮のパンジャ。パンジャ的には「ロージーくんを独占しやがってこいつらブチ殺すリスト」の最上位にいたのは今井さんではなくムヒョの方だったんですね。あとの二人を始末すれば、「ついに結ばれる」と言いかけるパンジャ。うん、違う意味でならすでにロージーは結ばれて身動きできない状態ですが。
幸せ家族計画まで立てていたパンジャがなんとも哀れ。私的にはもっと限界ギリギリまでパンジャとロージーに王子様ごっこを続けてほしかったんですが。ムヒョの言うとおり七面犬変身解くの早すぎです、ロージーがお嫁に行けない体にされるくらいまでは我慢してほしかったです。



『魔人探偵脳噛ネウロ』

第一回キャラクター人気投票結果発表!!

・キャラクター人気投票
 第1位:脳噛ネウロ
 第2位:桂木弥子
 第3位:笹塚衛士
 第4位:吾代忍
 第5位:早乙女國春
 第6位:至郎田正影
 第7位:あかねちゃん
 第8位:笛吹直大
 第9位:魔元帥
 第10位:X

”犯”人気投票
 第1位逢沢綾(アヤ・エイジア)
 第2位:早坂幸宣(ユキ)
 第3位:至郎田正影
 第4位:X
 第5位:デイビッド・ライス
 第6位:賀久安由美(ヒステリア)
 第7位:早坂久宣
 第8位:百舌貴泰(噛み切り美容師)
 第9位:竹田敬太郎
 第10位:堀口明

総投票数15000通以上!以上の結果だったわけですが、今回の表紙絵のかっこよさを見ていると、非常に理想的な結果だったんじゃないかと思います。主人公、ヒロインが1位、2位を飾るというとてもほっとした結果となりました。アヤの”犯”人気一位入りはアヤファンとしても嬉しいですね。
今回の投票には、一般的なファン層、ネタ的なプッシュでのファン層、女性ファン層がいたと思いますが、投票結果の上位がキワモノばかりになったり、ジャンプの某忍者漫画のような結果にならなかったことに安堵しています。全体的にバランスの取れた結果だったと思います。
そんな中でも意外だったのが早坂・弟の人気。特に豹変もしなかったキャラなので、犯人キャラとしてはインパクトに欠けていて、至郎田やデイビッドのような人気は得られないと思っていたのですが、女性人気の高さで票を獲得できたんでしょうかね。
そして4位にはX。現在の『ネウロ』での最大のライバルキャラとしては低めとも思える順位ですが、最後の自分像編の前まではインパクトも低めのキャラだったので、それにしては多くの票を獲得できたと思います。最後の自分像編以降に投票が始まっていたら、Xもトップ争いに加わっていた可能性もあります。
ところで、12号のジャンプ感想で私が予想した人気投票上位入りの結果は、
【本命】
・脳噛ネウロ
・桂木弥子
【三位〜十位内】
・笹塚衛士
・早乙女國春
・吾代忍
・あかねちゃん
・籠原叶絵
・浅田忠信
・コアラ抜刀斎
だったわけですが、的中率66%。ネウロファンとしてこの的中率を高いと見るか低いと見るかは微妙なところですが、浅田とコアラ抜刀斎も20位以内にはランク入りしていて健闘しています。完全な大ハズレだったのは籠原叶絵だけでした。うーん、やはり出番の少なさがネックだったのか、合コン得意な遊び好きキャラという自白がマズかったのか…
ていうか、魔元帥順位高いな!

さて本編ですが、冒頭から食欲旺盛ぶりをアピールする弥子。大食いなだけでなく、我慢もできなくなってるというのはヤバイ気がします。そういえば、これまでお腹を空かせているという描写はないのに、食事量だけはすごいんですよね。弥子の場合、通常の人間と違って、空腹のために食事を取るのではなく、ただ「本能」が求めているために食事を取っている気がします。いつかは弥子が、地上の『食料』を1つ残らず喰いつくしてしまい、飢えた熊が人里に降りてくるように、『食料』を求めて魔界にやってくる日があるかもしれません。その時は地上のすべての人間が飢え死にして地上が滅びている時ですが。

「電子ドラッグ」と名付けられたネット上に出回る謎の映像。トリップ系の画像がめまぐるしく流れていますが、注目すべきはそのページの4コマ目と6コマ目。
4コマ目の四角の模様ですが、2chネウロスレの情報ではこれがQRコードでメッセージになっているとのこと。試しに自分でも色を塗りつぶしてやってみました。



ちょっとあまりきれいに塗りつぶせていませんが、一応私の携帯で確認してみたら読み取れました。
そのメッセージは↓の通り(Ctrl + Aなどで色反転させてください)


そして6コマ目のネウロが検索にも利用した図柄ですが、これもよく見るとあるアルファベットを重ね合わせたものであることがわかります。


         

「H・A・L」、おそらく「もう一人の春川」である春川のトレースプログラムの自称であると思われます。


ヒグチはこれらの画像が深層意識の犯罪願望を解放する指令を出していると言います。「犯罪なんて「犯りたいから」やるもんだよ」。もしかしたらこの人も画像を見た一人だったんじゃないでしょうか。

        --―――-- 、
      /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\       殺れ!
     /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\     姦れ!
    |::::厂 ̄'''ー――一'' ̄ ̄|:::::|     犯れ!
    |:::|             |::::|     壊れ!
    |:/ ____ /______ヽ:|
  /^''Yニ -=ニ・ニ>卅彡ナナナ  ニY''ヘ
  | 久|ニ   ー'´|   `ー    ニ|/ヘ|  v V v V v V v V v V v
  !.イ|ニ      l|         ニ|ヽ |  > 二〃 フ  |       <
   ヽ_|彡/   l|、_l 〕    ヽミ|_ノ  >  ノ   へ  |ヽ     <
     |`>//  v======v ヽヾ<|   <  _        /  <
     |:::::`>// ヽ___/ ヾ<'::::|    > |_| ー―― /|   <
     | :l:::::::`> `――‐'′<'::::|:: |    >             <
      | l ::::::::::\__/::::::: l  |     ハ 八 ハ 八 ハ 八 ハ 八 ハ



『謎の村雨くん』

青葉さんは「かなりの美少女」だったんですか、言われなきゃわからなかったよ。
作画、キャラクター、どれについても特に悪いところや突っ込みどころがあるわけではないのですが、どうにも魅力もないんですよね。
そもそも隕石を降らせて萌え、だなんて誰も思いません。『エム×ゼロ』だったらヒロインが隕石が落ちてきたことに驚いて舌を噛んで「イヒャーイ(痛ーい)」とか言い出すか、もしくは頭部に命中して「イヒャーイ(痛ーい)」です。『To LOVE る』だったら隕石衝突の熱で服が焼けこげて全裸(でも肌には火傷一つ付いていない)になるくらいのことはしているはずです。今のジャンプではそれくらいしないと美少女認定はできません。


2006/6/15


ジャンプ感想(2006年28号)

『BLEACH』

一護に対して敵対心丸出しのグリムジョー。まるで自分が左腕を失ったことも、十刃(エスパーダ)落ちしたことも全部一護のせいだと言わんばかりの剣幕ですが、ちょっと考えればこの二つとも一護には何の関係もなく、逆恨みも甚だしいことがわかります。
恨むなら東仙を恨むのが順当なところですが、その恨みを一護にぶつけようとしているあたりがなんともヘタレ、小物臭さを感じさせてくれます。



『To LOVE る』

今週のページだけを切り取ってエロ同人誌として販売できそうなクオリティの『To LOVE る』。今度は触手プレイと、もはや『いちご』レベルのエロスどころじゃすまないことになっています。なんというか、ここだけ違う雑誌を読んでいるかのような錯覚さえ受けてしまいます。
それにしても、この触手マシーン、リモコンのボタンらしきものが三つくらいしかないくせに、ずいぶんと(エロスな方面で)複雑な動きを可能としています。どう考えてもソッチの目的で作られたものとしか思えません。たぶんそれぞれのボタンに対応した命令も、「縛る」、「まさぐる」、「服を破る」、「○×△×(少年誌には書けないこと)」という類の命令しか設定されていないのでしょう。
作者がここまでやるようになった背景にはおそらく、早いうちからパンチラ、入浴、着替え、同じベッドで寝る等のお約束シーンをやり尽くしてしまったために、お色気シーンのネタがもう切れてきたことがあるのでしょう。しかし、この漫画にあって『いちご』になかった利点として、宇宙人、ハイテクメカの登場という要素があります。オーソドックスなお色気シーンをやりつくした作者が次に取る手段としてこれらの要素を活用しないはずがありません。SFも矢吹先生の手にかかればただのエロの道具です。
今後『To LOVE る』で予想される展開は、
・エロい女性型宇宙人がやってきてリトを誘惑する
・ララの発明で(犬・猫等の)動物に変身させられたリトが春菜と一晩過ごす
・ララの発明で小さくなったリトが女子更衣室などでお約束の展開
『黒猫』時代もみんなの予想は決して裏切らなかった矢吹先生のことです。このあたりの定番シチュエーションは外さずにやってくれることと思います。



『ムヒョとロージー』

「ピラリラリーン」と、とっても楽しそうなパンジャ。さあみんなもいっしょに「ピラリラリーン」。
と、そこへノコノコと現れたのは、ようやく到着したミック。
パンジャ「手出ししないでミック…今邪魔されたら私、アナタにも何するか分からないわ…!!」
同感です。せっかくパンジャとロージー、二人の(一方通行の)愛の行方が面白くなってきたところなのに、今さらこんなヤツはお呼びじゃありません。
さて、二人の関係ですが、いまだにロージーはパンジャのことが思い出せないまま。いったいどんな関係だったのか。ロージーがここまできれいさっぱりに覚えていないところを見ると、パンジャとの出会いも、よほど深いところに眠った記憶の中にあるのでしょう。前世とかそれくらい深いレベルの記憶の中にあるものと思われます。きっと前世から再び合う約束をしていた兄妹だったとか、そんなところだと思います。

とうとうロージーを魔女の手から救い出した捕獲したパンジャ。召使いを一式そろえて目が覚めたロージーに一声、「私の白馬の王子様…!!」。いやあ、こんな素敵な体験、なかなかできるもんじゃあないですよ。どこかの王侯貴族並みの待遇じゃないですか。軟禁されてるとか、知り合いが殺害されるとか、ごく些細なことに目をつぶれば、献身的でいい娘じゃないですか。

ところで、今井さんの持っていた武器がいまだにわからないです。最初はデッキブラシかと思ってましたが、ぜんぜん違ったし。ヒロイン・ロージーのピンチの時には颯爽とかけつけ敵をなぎ払う様はまさに漢気あふれるヒーロー、どっちかというとこちらが白馬の王子様です。



『みえるひと』

ガクが焔狐を喰ったって言ってますが、そういう描写ってありましたっけ?さすがに腹が減っていたからってわけではないでしょうから、どこぞの虫の王様のように、喰うことで力をものにして強くなっていくってことでしょうか。敵の肉を食って強くなるのはGB版Sa・Gaのモンスターですが。陰魄の喰い合わせを間違えると逆に弱くなったりしたらイヤだなあ。



『魔人探偵脳噛ネウロ』

今回の放火魔事件はやはり場つなぎだったようで、あっさりと解決しました。
しかし、弥子のアホ毛燃やしには引く人も少なくなかったようです。私もちょっと引きましたし。
たしかに今までにもネウロの弥子へのSMプレイには、首を一回転させたり、人間バットに使ったりなど、もっとハードな内容も含まれています。しかし、これくらい大胆だと逆にすんなりギャグとして見られのですが、髪の毛を燃やすというのは微妙に生々しさがあるためにギャグとして見られないところが出て来てしまうんでしょうね…
弥子なら髪の毛が燃えても、肉でも食べれば数時間でまたすぐに生えてくると思いますが。

さて、ヲタク的外見とは正反対だった穂村でしたが、豹変が始まった途端、大変身を始めました。
穂村「急に…メガネをかけてみたくなった」
穂村「急に!!シャツをズボンに入れてみたくなった!!」
穂村「急に!!バンダナの巻き方を変えてみたくなった!!」
穂村「急に!!ニキビを生やしてみたくなった!!」
いや、それは無理だ。
急に生やそうと思って生えるものじゃないよ。
しかしまあ、世の中には思いこみの力で体に切り傷やアザを作ったり、カマキリとリアルシャドーまでする人もいます。2011年のアメリカでは人間が思いこみの力でカタツムリになれることも実証されています。それに比べたら思いこみの力でニキビを生やすことなんてぜんぜん簡単なことのように思えてきます。
そんな今回の犯人でしたが、犯行の動機になにやらおかしなところがあります。自分でもわからない犯行動機、そして穂村の取り調べに同行したヒグチの言う「ヤバい奴」とは………そこに春川教授の影が見えてきます。
ところこのヒグチ、名前に文字コード変換できない漢字を使っていて、情報犯罪課のくせになんともウェブサイトに優しくない男です。



『エム×ゼロ』

九澄と、愛花の(援交的な意味での)パパの関係は悪化の一途をたどるばかり。というか、一人の女性を二人の男がものにしようとするのだから、何も争いが起こらない方が不自然です。
一方、事の中心にいる愛花はというと、(金銭を仲介する交際における)パパの前でうっかり九澄に「抱きつかれたり、胸を触られたり」などと口を滑らします。いや、滑らせたというより一つ一つゆっくりと思い出しながら言っています。愛花の(売春関係においての)パパの怒りの反応は当然のように予測できるにもかかわらずこのような告白、さらには九澄と同じ班になろうと言い出したのも彼女です。
そう、これは明らかにです。
おっと、誤変換をしてしまいました。これは明らかに故意です。
そうです、こいつはこの状況を楽しんでいます。自分を中心に泥沼の愛憎劇が繰り広げられることに喜びを見出しているのでしょう。



『テニスの王子様』



「な、何だ、あの構え!?」
いや、ほんとに何だこれ?




あとラケットの使い方間違ってるし。



どう見ても(ry


そして決着がついた、千歳対橘の試合。
千歳「そう言えば、『無我の境地』の奥の3つの扉の最後の扉ばってん、開かずの扉て呼ばれとったい。他の2つの扉とは次元が違うばい!人間が入る事を許されとる領域ではなかってこったい

なんというか、このページの柱にある、「★テニスの腕には自信アリ!の許斐剛先生に応援のお便りを!!」というフレーズがとても空々しく響いてきます。私たち一般人が知るテニスと、許斐先生が腕に自信アリと仰るテニスとはいったいどれほどの別物であるのか想像したくもありません。
しかし、それ以上に私が突っ込みたかったのは別のところ。この千歳、3つ目の扉が「人間が入ることを許されない領域」と言っていますが、こいつ、まだ自分たちのことを人間だと言い張りますか。少なくとも私の尺度では、発光したり、指を六本に増やしたりする生物のことを人間とは呼びません。脳味噌へのドーピング効果を見せた、薬物使用の疑いももたれる千歳にいたっては、違う意味で「人間をやめている」可能性すらあります。


2006/6/7


ジャンプ感想(2006年27号)

『NARUTO』

大蛇丸の目的はサスケの体を手に入れることだと忠告するナルト。しかし、それはサスケもすでに分かっていたことでした。まあ、ここにいたってサスケ一人だけ気づいていないのもおかしいですからね。
大蛇丸の目的は「サスケの体」。そしてサスケも自分の目的のためなら「オレの体」はいくらでも「差し出す」と言います。体だけが目的ですって、もうね、ただれた関係ですよ。サスケのこの台詞だけで、書店の『ナルト』同人誌の棚に「サスケ×オロチ」のカテゴリーが作られる勢いでたくさんの物語が紡ぎ出されてしまうんじゃないかと心配になるくらいですよ。



『アイシールド21』



こんな苛立ちをモン太に感じた今週の『アイシールド21』。
そんなモン太を見る泥門のメンバーもみな一様に失望と哀しみと軽蔑の入り混じった顔をしています。


みんな…なんて哀しそうな顔…



『エム×ゼロ』

柊パパと協力して魔法ができるように見せかけるっていうのは読み切りの時にあった設定と同じですね。ということは、九澄にはこのまま魔法は使わせない方向でいきそうです。
さて、今週着目すべきは、最後の九澄が愛花に(事故で)胸タッチしてしまった瞬間です。せっかく先週で険悪だった関係を修復したばかりだったのに、また怒られるとあわてふためく九澄でしたが、実際に愛花が取ったリアクションは……







これまでの険悪な関係から一転してのデレ!
打ちのめされた所にこの甘い言葉をかけられたのでは…
百戦錬磨のホストでもおちる!!
バッ…バカな!ここにきてそんな技が…!!…まさかっ…この女

い…いや、待て!!これは違う!これは「ツンデレ」ではない!
そうだ、これはほぼ無条件降伏していながらも建前上の形ばかりの抵抗をしているのだ…そうだ、デレデレしながらも100%デレで満たすのではなく、ほんの少しだけのツンを混ぜている……
名付けるならばこれは「デレツン」ッッ!!!
なんという、なんという怖ろしい技を使うんだこの女は…!
全裸よりもほんの少しだけ隠す布きれがあった方が興奮する、靴下だけは残す、そんな人間心理を突いた高級技!つくづく…つくづく天才…ッッ!
しかし、一つだけ諸君に忠告しておこう。これを彼女が素でやっていると思うのは、メイド喫茶のメイドさんがみな「17歳でお花畑に住んでいる」という戯れ言を信じるに等しい愚かな行為、これはすべて計算づくの上でしかできない行為。そう、今君たちが見ているのは魔性の女なのだ。



『ムヒョとロージー』

本人を目の前にしてロージーの持ち物に興奮するパンジャ。人を操って無理矢理お祝いムードを作るパンジャ。ロージーと(強制)握手した手を「洗えないわ」と喜ぶパンジャ。
ロージーのペンはこの後何に使うか分かったものじゃありません。既成事実はこの後もいつの間にか籍を入れたことになっていたり、まだ握手しかしていないのに妊娠したとかいくらでもでっち上げるでしょう。ロージーと握手した手は彼女なら本当に半年は洗わないでしょう。
もう、期待通りのストーカー行為を次から次へとこれでもかという勢いで働いてくれています。
そして忘れてならない恋敵、今井さんへの嫉妬心も露わにしてくれます。
パンジャ「ちくしょう…!ブタ…!ロージー君に近づくなコノ、ブタ女め…!!!」
最高です。特に二回も「ブタ」と言っているところが。
100点満点のストーカーぶりです。文句の付け所がありません。
そして私はなんでこんなに喜んでいるんでしょうか。もうわけがわかりません。
そのうち恋敵の今井さんに襲いかかるところをロージーにジャマされて、「ロージーくんどいて!そいつ殺せない!」と叫んだりするかもしれません。
しかしこれまでの戦いで知るように、今井さんはストーカーにみすみす殺されるようなヤワな女じゃありません。パンジャに対しても「なさすんだこん!でてえあんたなんがさ殺される理由なんがねわよ!あったま来た!」と方言丸出しでブチ切れて、持っていたデッキブラシでパンジャにラリアット、さすがにパンジャも恐怖を感じて「ブタ女に殺される!!助けてロージーくん!!」と命乞いをするかもしれません。



『魔人探偵脳噛ネウロ』

いかにもツンデレらしく、だんだん人様には見せられない趣味を見せ始めた笛吹。自宅には猫とか小型犬を飼っていて赤ちゃん言葉で話しかけていそうです。
関係ないですが、笛吹が育てていた花と鉢植え、『多重人格探偵サイコ』の人間植木鉢にしか見えません。

今回の事件、連続放火魔は場つなぎ的な話で、わりと早く解決しそうです。
さて今回の容疑者は三人、

・穂村徹行(塗装工)
先週の、ヲタク風外見の犯人の顔とはほぼ正反対のタイプの外見。この顔から「ビルたん燃え〜」という台詞が出て来てもPS2版『ロマサガ』のナイトハルト殿下の棒読み以上の違和感があることでしょう。
しかし、ヒステリア編であったように、この手の予想はあらかた裏切るのが『ネウロ』。豹変するときにカツラを外し、メガネを装着、なんてこともありえます。

・比田夕也(予備校生)
先週の犯人の外見に一番近いのが彼。しかし、それゆえにいちばんフェイクの可能性も高いです。
ついでに名前が「火」を連想するものになっているのは一番目の「穂村(炎・ほむら)」とこの「比(火)田」の二人です。

・厚木順一(会社員)
一番犯人の外見から離れているのが彼。名前にも「火」を連想するものはなく、いかにも無関係の一般人のように見えます。小太りの外見も、痩せ気味だったあの犯人とは正反対です。しかし、この辺のセオリーは確実に外してくるのが『ネウロ』なので、逆に怪しさが高まります。
※「厚木」は「熱(あつ)」で火に関連する言葉とかけているという指摘をいただきました。



『テニスの王子様』

「無我の境地」の奥に踏み込んだ千歳、なにか常軌を逸した顔をしています。うん、千歳は間違いなくテニスボール以外の物も打ってます
千歳「七打目……」
これは正しく言うなら「七本目」じゃないでしょうか。

「無我の境地」を長年探求し続けたという千歳。君中学生だろう?という突っ込みはもっともですが、それよりも突っ込むべきは、すでに作者自身でさえも彼らが中学生であるということを忘れていることでしょう。


2006/6/2


ジャンプ感想(2006年26号)

『アイシールド21』

正面から激突するセナと阿含。
阿含「殺(と)る−
うん、アメフトの試合で人を殺したら駄目だよ。
君は知らないのかもしれないが、人を殺すと警察に捕まるんだよ。

サディスト全開の阿含。そして弟の侮辱に黙って耐え、それでも踏み台となって尽くそうとする雲水は真性のマゾヒストですね。とんだSM兄弟です。もしかしたら阿含のこの兄への罵倒・侮辱も、ネウロが弥子に「ゾウリムシ」、「ケジラミ」などと言葉責めをする行為に等しいものなのかもしれません。これも阿含なりの愛情表現といったところでしょう。ただ残念なことに、ボキャブラリーの少ない阿含は、ネウロのように多彩な罵倒を駆使することはできず、「雲子ちゃん」とワンパターンな罵倒しかできていないようですが。



『NARUTO』

ナルトとサスケの因縁の対決!……なんだけど、オラ全然わくわくしてこねェぞ。
作者の方は盛り上がってる、でも読んでいる方は盛り上がらない、そんなギャップを感じます。
新章に入ってから一番面白かったのはサソリと戦っていたあたりです。サスケや大蛇丸が出てくると一気につまらなくなります。この二人のキャラが嫌いとかおもしろくないというよりも、この二人、まだ当分は登場し続けるから、また適当なところで決着は付けずにお茶を濁すんだろうなあというのが明白なために緊張感がわきません。あってもなくてもいいような戦いなんですよね。
そして、サスケに攻撃をしかけようとした瞬間、まだなにもしていないうちからヤマトにかばいに入られてしまうサクラの信用のなさに泣けてきました。サイが仲間としての信用が欠けていれば、サクラも負けじと戦力としての信用の無さをアピールしてくれます。サスケ奪還作戦に入ってからのサクラの行動って、気絶してるか、傍観してるか、サイを殴っているかの3つしかないですからね。



『To LOVE る』、『エム×ゼロ』

お色気・ラブコメという、『いちご』の意志を受け継いだ『To LOVE る』、『エム×ゼロ』。連載数回を迎えて似たものに見えたこの二作品の相違点がようやく見えてきました。
『To LOVE る』はお色気重視、パンチラ要素を『いちご』から受け継いでいます。『黒猫』時代の作者からは想像できなかった手段を選ばぬパンチラぶり。この手段を問わない行動力は『DEATH NOTE』のメロを思い起こします。『黒猫』時代の作者も違う面では手段を問わないところはありましたが。
そして『To LOVE る』がメロならば、対照的にお色気要素はギリギリのラインを守り、ラブコメを描くことを重視する『エム×ゼロ』はニアだといえます。メロとニアがLの一部分を受け継いだように、『To LOVE る』、『エム×ゼロ』も『いちご』の一部分を受け継いだようです。
いつかはこの二人が手を組み、お互いに欠けていたものを補うことになり、「二人なら『いちご』に並べる」、「二人なら『いちご』を越えられる」、「二人なら勝てる」という結末になるのかもしれません。いったい何と戦っているのかは知りませんが。



『魔人探偵脳噛ネウロ』

なにげに吾代の待遇(給与をもらえているのか)がずっと気になっていたんですが、望月の会社の副社長として収入は入っているんですかね。吾代が有能だったことが出来すぎな気もしないでもないですが、食うに困らず退屈しない生活ができていることにちょっとほっとしています。
そして望月はかつての大物な雰囲気がもう微塵もなく、すっかりお茶目なおっさんに。この豹変ぶりも逆に怖いです。鷲尾やヒステリアのように、ネウロに精神をいじられたんじゃないかという疑いも出て来ます。

ところで今週のネウロと弥子のやりとり、ネウロのどSぶりはいつものことですが、さすがに今回は作者も狙っている気がしてしかたありません。
弥子「ちょっ…待って…そんな事されたら…」
弥子「お願いネウロそれだけは許して!!この際靴舐める事も考えるからそれだけは!」
ネウロ「ダメだ」
弥子「やめてえぇぇぇぇ…………」
もう、台詞だけ取ってもこの有様です。
さらに絵込みだともっとヤバイです。



うん、君たちの言いたいことはよくわかってる。
正直カッとなってやってしまったが、反省はしない。

ネウロでは珍しい日常編的な位置づけで話が進んだ全3回のシリーズ、石垣の16連打、今週のキン肉バスター返しなど、特定の世代を狙った小ネタも私的にジャストミートにヒットしてボリュームたっぷりのシリーズでした。ただ今回、話が話なので、いつもの豹変キャラが登場する余地はなかったですね………と、思っていたところへ現れた藤原万次郎先生。もうチェーンを振り回している姿がツボに入ってノックアウトされました。


落ちてる!バラバラ落ちてるよ!

脳の危険な部分に何本針や釘を打ち込めばこんなイカレた発想のキャラを登場させられるのか、いつもながら不思議に思います。

あとイビルファンブルをかけられた牡蠣フライがベヘリットに見えちゃったよ。



『千と千歳の神隠し』

橘の『あばれ獅子』がどんな技なのかなんのフォローもなく橘対千歳の試合は一進一退の攻防が繰り広げられます。現状『あばれ獅子』について分かってることは「怖い顔をする」ということだけです。

さて、ほどよく追いつめられたところで宇宙人・千歳も奥の手を出してきます。

千歳「桔平……『無我の境地』と『猛獣のオーラ』、己の奥底に潜む能力ば最大限に瞬発的に引き出す面では似とるばい」
なんかヘンなこと言ってるよこの人。

千歳「『無我の境地』の奥には3つの扉があっとたい」
またおかしなこと言ってはる……!

これが『テニスの王子様』の世界でなかったら、今頃千歳は橘にボールをぶつけられた後遺症が脳にまで及んでいたものと思われて病院に担ぎ込まれているところです。
「無我の境地」の3つの扉、これはつまり、念能力にも各個人の特性に応じて強化系や操作系などと種別があったように、「無我の境地」も極めていくと特性が表れるようになるのでしょうか。千歳の特性がどんなものかは知りませんが、越前の特性は指の数を増やせることから変化系か具現化系であると予測できます。



『ムヒョとロージー』

「箱舟」第一の刺客、変質者トーマスの次に登場した刺客は虐待男とストーカー女。
ロージーに忍び寄るストーカー女の影……
今回の戦いは、本当に怖ろしいのは悪霊でも半霊でも魔法律で呼び出した使者でもなく、人間であるということをうったえるつもりかもしれません。
ロージーに殺したいくらいにメロメロのパンジャ、きっと彼女の部屋には、壁中一面びっしりと隠し撮りしたロージーの写真が敷き詰められていることでしょう。
部屋にたどり着くと自分の鞄が荒らされていることに気がつくロージー。ロージーの鞄を運んだウェイトレスのことを疑いますが、あのウェイトレス=パンジャというのは引っかけと思われます。おそらくウェイトレスはパンジャに「私の草野様をいやらしい目で見やがってこのメスブタが」という理由ですでに殺害されていると思われます。
そしてロージーとは一つ屋根の下で過ごしたことのある今井さんが非常に危険なことは言うまでもありません。間違いなくパンジャの「呪い殺すリスト」に上位ランク入りしているはずです。ちなみに一位はトーマス編でロージーの胸をもんだヨイチです。
ところでロージーはまずなくなったペンとフダのことを気にしていましたが、なくなった物だけでなく、なくなっていない物にも注意を払っておいた方がいいと思います。ストーカー女パンジャのこと、ロージーの鞄に入っていたセーターやタオル等に自分の髪の毛を編み込んでおく、部屋の冷蔵庫のドリンク類すべてに彼女の体液やなにかを混入しておくくらいのことはしているはずです。
結局ペンとフダはロージーに返してくれるようですが、返してもらったとしても、このペンとフダが彼の知らぬ間に彼女にどんなことに使われていたかはわかったものじゃありません。男性小学生が好きな女の子の笛を舐める行為をエスカレートさせたことに使われたことは容易に想像できます。いや、想像したくもないです。



『タカヤ - 夜明けの炎刃王 -』